ファンミーティングに、ソロライブ『Black Rabbit』に、個展と今年は飛び回っている様子の『新しい地図』香取慎吾。コロナ禍ではスタンディングもできず、ファンの声が聞けなかったことで今が夢のような空間で楽しいと語る。そんな香取にソロライブのセットリスト、プライベートな質問を聞いてみた─。
「みんなの声が聞こえたらグッときちゃいました」
――ファンミーティングに、ソロライブ『Black Rabbit』に、個展と今年は飛び回っていますね。
「本当に楽しくて。僕はそれこそコロナ禍でも明治座でショーをやらせてもらっていたけど、その間ファンのみんなはスタンディングもできず、マスクをつけてもらって。みんなの声が聞けなかったんです。それを3年間やってきて、ようやく座らなくてもよくなって、みんなの声も聞けるようになって、すごく楽しいし、うれしい。
今まで何十年もやってきたはずなのに、夢のような空間で楽しいんです」
――ソロライブのセットリストが泣かせると評判です。
「結果論なんだけど、曲を置いていったらそうなった(笑)。この3年間で発売した2つのアルバムから曲をセレクトしているんだけど、それって両方ともコロナ禍で生まれたアルバム。だから結局そういうところに行き着いちゃう。『フューチャーワールド』はコロナのもっと先の世界を描いているんだけど、その曲をファンのみんなのスタンディングと声援がある中で歌っていて僕自身もグッときたりしました」
――個展も東京が終わり、大阪、福岡、金沢、福島と決まっているんですよね。
「そうです。年内じゃ終わりませんよ。福岡でのファンミーティングのあとに会場に行ったら、すごく素敵な美術館で。ここで自分が個展をできるんだ、ということを実感してうれしかったですね。金沢も21世紀美術館で開催できるし。ワクワクしています」
――個展のポスターの色は東京がピンク、大阪が黄色になっていますね。
「最初は特に考えていなかったんだけど、大阪は黄色と黒でタイガースを表しています(笑)。次の福岡も“福岡のみんなはどんな色が好きなのかな”っていろいろ話し合って、ブルーに決まりました!各会場でポスターの色は変わっていくので、お楽しみに!」
この春にサヨナラしたいもの、始めたいこと
「僕はものを捨てられないほう。洋服が好きで、洋服を包む布とか紙袋も捨てられない。でも、最近“この範囲からハミ出したら捨てる”と決めたら、わりと捨てられるようになりました。あとは、絵を描いたときに拭く布として使ったり。地球に優しい再生利用をしています(笑)」
──始めたいことは?
「僕は朝方まで起きていて深夜過ぎに行動する男なのですが(笑)、たまたま朝起きて斎藤工さんの映画を映画館に見に行ったらすごく良かった。日のある時間に動くなんてほぼないんですけど、日中動ける時に動くことを増やしたいですね」
Information
香取慎吾LIVE『Black Rabbit』
愛知公演 5月3日、4日
石川公演 6月11日、12日
福島公演 6月16日、17日
福岡公演 6月30日、7月1日