'18年5月23日に『シンデレラガール』で華々しくデビューしたKinɡ & Prince(以下、キンプリ)。昨年11月4日、平野紫耀(26)、岸優太(27)、神宮寺勇太(25)が、突如としてジャニーズ事務所からの退所を発表した。
「デビュー5周年の前日である'23年5月22日をもって、3人はキンプリから脱退します。平野さん、神宮寺さんはそれと同時に退所。岸さんは、8月25日に公開される主演映画『Gメン』のプロモーション活動を終える今秋で退所します。高橋海人さん(24)と永瀬廉さん(24)はジャニーズ事務所に残り、キンプリは2人で存続させることになっています」(スポーツ紙記者)
“何者でもない感”を出せる高橋海人
キンプリ分裂まで残り1か月を切った今、それぞれの道を歩み始める彼らの“シンデレラ・ストーリー”に迫るべく、その素顔を徹底取材!
◆ ◆ ◆
4月23日からスタートした、日曜夜9時放送の日曜劇場 『ラストマン─全盲の捜査官─』(TBS系)には、永瀬が出演している。同じく日曜、夜10時30分から放送されているのは、高橋が主演の『だが、情熱はある』(日本テレビ系)だ。日曜の夜は連ドラで、ジャニーズ残留組による“キンプリリレー”が行われることになる。
「1月期にはTBS系の『夕暮れに、手をつなぐ』に永瀬さんが、日本テレビ系の『すきすきワンワン!』では岸さんが主演し、昨年10月期には、TBS系の『クロサギ』で平野さんが主演を務めていました。ほぼ毎クール、キンプリメンバーのうち1人は、連ドラに出演しています。岸さんの退所前、最後の仕事も主演映画ですから、キンプリと“俳優業”は、やはり縁が深いですね」(テレビ誌ライター)
コラムニストのペリー荻野さんは、『だが、情熱はある』での高橋の演技を次のように分析する。
「“繊細な演技”というよりは、“体当たり的”な初々しさが出ていて、文字どおり“だが、情熱はある”だと思います。カッコいい役は、アイドルだから簡単にできるのかもしれませんが、“何者でもない感”を出して演じるのは、お芝居を学ぶうえではすごくいい役なんじゃないかなとは思います」
デビュー当初の高橋は、演技に対する苦手意識があったという。