「やはり坂本は必要不可”けつ”だな」
2023年5月18日、読売ジャイアンツは坂本勇人(34)の放った逆転3ランが勝利の決め手となり、ヤクルトスワローズとの試合で6-3の逆転勝利を飾った。坂本は4月中、打率1割台に低迷していた頃が嘘のように、ここのところ結果を出している。
ネットでは「昨年超え確定」「これが見たかった本来の坂本だ」など賞賛されるなか、あの“いじり”も再燃している。
坂本勇人と西山川穂高の女性トラブルから進化した“いじり”も
そもそも坂本が冒頭のようないじりをされるようになった原因は、交際していた女性に対して無責任な中絶トラブルを起こしたことがきっかけ。
2022年9月に『文春オンライン』が報じた記事によると、坂本は肉体関係を持った女性を妊娠させ、女性に中絶を望むような言葉をかけた。精神的に追い詰められた女性は、みずから命を絶とうとしたとも。
報道内容には坂本と女性のLINE履歴も公開され、約束の時間に坂本に会いに来なかった女性への罰として「今日けつなあな確定な」という文章を坂本が女性に送ったことも報じられた。この内容がネットで騒がれるうちに、「けつあな確定」と省略され、坂本いじりに流用されるようになった。
2022年の坂本は故障も相次ぎ83試合しか出場できず、巨人の中心選手としては寂しい成績に終わった。2023年も開幕直後は打率1割台と低迷していたが、5月に入り13試合で3割10打点と劇的な復活を見せている。
いじりのきっかけは坂本の復調だけでなく、西武ライオンズ・山川穂高(31)の女性トラブルも要因だろう。山川が知人女性への強制わいせつ致傷容疑を報じられたことで、中絶トラブル報道から生じた「けつあな」いじりだけでなく「下半身タイガースの主力コンビだな」とセットでいじられる始末に陥っている。
坂本と山川が言われている「下半身タイガース」といういじりは、元をたどれば阪神タイガースの元監督である和田豊(60)が2013年に報じられた不倫報道でのヤジがきっかけ。さらに、2020年に報じられた阪神タイガース・西勇輝(32)の新型コロナウィルスによる緊急事態宣言中の不倫報道などで、再び「下半身タイガース」というワードが浮上。すると、プロ野球選手が10年以上も不貞や女性トラブルなどで問題が起きる度に、「下半身タイガース」でいじられることが恒例になりつつあるのだ。