もはや解体しかないのか。
ジャニーズ事務所に対する世間の目の厳しさが増している。藤島ジュリー景子社長(56)が動画謝罪したことにスポーツ紙の元ジャニーズ担当記者(通称J担)は、
「ジャニーズ幹部の取材は、写真撮影はNG、顔出しはあり得ない、という刷り込みが長い間ありましたので、顔出しで謝罪したことが驚きでした」
との評価をするが、同時に世間の見方とのズレを感じる日々だという。藤島社長の近況についてこんなことを聞いたとして、
「会見に応じなかったのは、会見に耐えられるメンタルではない、ということでした。おじの負の遺産への対応に、やっと耐えている状態。社長を辞めたくても辞められない状態だと聞いています」
と伝える。
ジャニーズの立て直しができる人物
同事務所所属の最年長タレントの東山紀之(56)は、自身がMCを務める番組で社名変更の可能性に言及したが、もはやそんな小手先の改革では収まらない崖っぷちに、ジャニーズ事務所は追い込まれているという。
テレビ局関係者が、こう伝える。
「作家の林真理子さん、覚えていますか。日大がスキャンダルにまみれ、世間のバッシングを浴びたときに救いの手を上げ、理事長として今、名誉挽回のために奮闘されています。彼女は日大のOGですが、彼女のような存在がジャニーズにいるかどうか、ということですよ」
一拍置いて、続ける。
「タッキーが戻って来ても、元タレントですからどうにもならない。芸能界以外から来ても、どうにもならない。ジャニーズのことを熟知していて、この人さえいれば、ジャニーズが変わったことを世間に印象付けられる人がひとりだけいるのです。Iさんですよ」
国民的スターSMAPを育て、ジェイ・ドリームの元取締役で、現在は元SMAPの稲垣吾郎(49)、草なぎ剛(48)、香取慎吾(46)を『新しい地図』としてマネジメントしている実業家。
「ジャニーズが生き残るためには、彼女しかいません。ジャニーズOG。彼女のアイドルマネジメント手腕には、ジャニー喜多川さんは一目置き、メリー喜多川さんが娘より優秀であってはいけない、ということで恐れていた。藤島社長が身を引き、株主からかなりの部分で身を引き、Iさん体制を作ることができれば、新星ジャニーズの目はあるかもしれませんね」
前出・テレビ局関係者が熱く、静かに説く“Iさん復帰待望論”。もしそれが実現すれば、起死回生の一手になるかもしれない。