目次
Page 1
ー ずっと雨戸を閉めっぱなしの変わったお宅
Page 2
ー 雨戸閉めっぱなし、背景に來心くんの持病
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ー 祖父は「過失致死が妥当な罪状」

娘がこんな事件を起こしてしまい、申し訳ありませんでした。だけど、絶対に意図的ではなく事故なんです!」

 と容疑者の祖父は声高に訴えたーー。

 長野県警松本署は8日、同県松本市の配達員・斉藤優花容疑者(25)を保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕した。今年3月24日、2歳の息子・來心(らいしん)くんを油類が浸透した布団の上に一定時間、放置して、炭化水素中毒と皮膚炎で死亡させたというもの。

事件現場となった斉藤優花容疑者の自宅アパート
事件現場となった斉藤優花容疑者の自宅アパート

「容疑者は家を空けていたがその後、帰宅した夫が布団の上で倒れている來心くんを発見して119番通報。近くの病院へ搬送されたのですが、手遅れだった」(全国紙社会部記者)

 容疑者は警察の取り調べに対して「ストーブを倒し、灯油をこぼした」と供述するも、容疑自体は否認しているという。

 優花容疑者はもともと松本市の生まれ。地元の公立中学校を経て、公立高校へ進学して吹奏部に所属していたという。

「活発で、物事をはっきりと言う性格。見た目はギャルでしたね」(高校の同級生)

ずっと雨戸を閉めっぱなしの変わったお宅

 高校卒業後はフリーターなどをしていたが、およそ3年前に結婚。トラック運転手の夫、長男の來心くん、次男とともに、同市郊外の築26年、2階建てのアパートで暮らしていた。間取りは1LDK、家賃は月6万円ほど。子育てに奔走していたためか、近隣住民との付き合いはほとんどなかった。

「たまに見かけたときは、今どきのおしゃれなヤンママという感じ。でも、ずっと雨戸を閉めっぱなしの変わったお宅だと思っていました」(同アパート住人)