島田紳助がプロデュースした番組内ユニット『羞恥心』。2008年にデビューすると、同じく『Pabo』と一緒にNHK紅白歌合戦に出場する大活躍を見せたのだが、約1年後に表舞台から姿を消したのが野久保直樹だった。一説には独立をめぐる所属事務所への不義理ともされるが、現在の彼は印象がガラリと変わってーー。
かつて、おバカタレントとして一世を風靡した3人組男性ユニット『羞恥心』。レギュラー出演していた番組『クイズ！ヘキサゴン2』（フジテレビ系）がきっかけで結成され、2008年にCDデビューを果たして『NHK紅白歌合戦』にも出場。いちテレビ番組から生まれたユニットながら異例の人気を誇った。
2011年にユニットが解散後、メンバーのつるの剛士、上地雄輔はタレントとして活動するなか、異例の転身を遂げていたのが野久保直樹。
「野久保さんは2022年3月からアメリカのロサンゼルスに拠点を移しています。ブレイクしたのは『羞恥心』がきっかけですが、もともと2004年に俳優として芸能界デビューしており、当時からアメリカで役者になることを夢見ていたと聞いています」（スポーツ紙記者、以下同）
過去にテレビのインタビューで、渡米について「長い時間をかけて準備した」と語った野久保。ここまでの道のりは決して平坦ではなかった。
「2009年4月に突如、ブログで所属事務所からの独立を宣言。しかし、どうやら野久保さんが勝手に取った行動だったらしく、独立という話は事務所にとって寝耳に水だった。その後、ブログは閉鎖され、野久保さんは2009年7月から約8か月間、芸能活動を休止することになりました」
おバカタレントの面影がない
活動再開後は所属事務所を変えて、数多くの舞台に出演。役者としての経験を重ねて、満を持して渡米した。
「アメリカではひげを蓄え、おバカタレントの面影は消えたワイルドな姿に変身。インスタグラムでたびたび近影をアップしていました」
しかし、6月末に突然、自身のSNSアカウントをすべて削除。かつての独立騒動を想起させる唐突な行動に困惑するファンもいたが……。
「何かトラブルがあったわけではなく“渡米先でのタスク過多”が原因とのこと。つまり、現地で俳優としての活動に集中するため。語学の勉強にも励んでいるそうですよ」（芸能プロ関係者）
8月2日、かつて『ヘキサゴン』で共演して、7月からロサンゼルスに滞在中の品川祐が、野久保とのツーショットをインスタにアップ。確かに元気そうだけど、事前の告知も忘れずに。
