目次
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ー 6月以降は軽微な負傷を重ね
Page 2
ー 大谷の爪は「割れやすい」
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ー 球団の責任を問う声も

《恐れていたことが……》

《悔しくてやりきれない》

野球の神様残酷すぎる》

 日本時間8月24日、エンゼルスの大谷翔平がダブルヘッダーの1試合目に、投手として先発出場。1回表を難なく抑え、打者としても第44号ホームランを放ったが、その直後に異変は起きた。

6月以降は軽微な負傷を重ね

「2回表のマウンドに上がった大谷選手ですが、26球目を投じた直後にタイムを取り、監督やトレーナー陣がマウンドに集結。しばらく話し込んだ後、大谷選手はマウンドを降りました。当初は“腕の疲労を訴えたため”と説明されていましたが、その後の精密検査の結果、右肘の内側側副靭帯を損傷していることが判明。今シーズンは投手として出場することはないと発表されました」(スポーツ紙記者、以下同)

 突然の悲報にファンは困惑。投打で歴史的な成績を残し、'21年以来の2度目となるMVP受賞が確実視されていただけに、SNSには悲しみの声が相次いだ。

「右肘の靭帯を損傷したのは今回で2度目。1回目は、メジャーに渡ってすぐの'18年6月に損傷が見つかり、10月に手術を受けています。損傷の程度によって異なりますが、手術を受けると最長で1年半はリハビリに時間を要し、その間は投手としてマウンドに立つことはできません。ですが、'18年は打者として出場を継続したように、今回もシーズン終了まで打者に専念する可能性はあります

 今季残りの投手としての登板は絶望。振り返れば今年の大谷の身体には随所に異変が現れており、投手としては負傷に悩まされ続けていた。

「3月のWBCで日本代表を優勝に導き、その後に開幕したメジャーでも投手として圧倒的な成績を残していました。ところが、6月以降は手指にマメができ、身体の各部位にけいれんが起きるなど、軽微な負傷を繰り返していたんです。それでも大谷選手は、ほとんど休むことなく試合に出続けていました」