10月27日に映画『SPELL～呪われたら、終わり～第一章』、その続編『SPELL～呪いは、終わらない～第二章』が11月10日に公開になる。ともに主演は寺西優真。両作の主題歌『君を愛するだけ』も歌っている。
「実はホラー作品は苦手で（笑）。お化け屋敷とかも全然ダメ。今回のお話を聞いたときもビビってしまったくらい、挑戦作でした」
部屋で撮った写真にオーブが
演じているのは、霊能者・馬飼野俊平。
「幽体離脱や憑依といった特殊能力を駆使し、母親（北條透子）や祖父（大村崑）の力を借りつつ、事件を解決していきます。ただ、俊平は過去に行っても“任務以外のことはせず、人の生死に関わってはダメ”と念を押されていて。人間は生まれたら必ず死にますし、それが宿命だと思うので、すごく考えさせられる映画でした」
そもそも霊感はあるほう？
「ないと思うんですが……4年くらい前に占い師さんに見てもらう機会があって“座敷わらしが呼んでいる”と言われ、福島県の旅館を訪ねたんです。すると、布団が突然ふわっと舞い上がったり、部屋で撮った写真にオーブがたくさん写っていたり……。そのほかにも不思議な体験をたくさんして、びっくりしました」
座敷わらしに気に入られると幸運がもたらされるといわれるけ
れど？
「その後順調に作品への出演が決まり、今回もこうして主演もさせてもらっていますし。真実はわかりませんが、座敷わらしちゃんのおかげだと信じています（笑）」
第一章では、國光真耶（小林麻耶）が母親を演じる水谷家が悩む心霊現象に迫る。第二章では、依頼先の阿野家で初恋の女性（安藤美姫）と再会し……。
「安藤さんとは『ヒロミ・指原の“恋のお世話始めました”』（ABEMA）でカップルになった経験もあって（笑）。今の恋愛観ですか？ けっこう不器用なほうなんですが、引っ張っていきたい気持ちはあります。相手の方はいいことも悪いことも含めて、いろいろ指摘をしてくれる方だといいな。やはり“気づき”ってとても大切だと思うので」
1月からは『～if～警視庁捜査一課 剣木善治』（BSフジ）にも主演。俳優として、歌手として、さらなる躍進に期待!
ハマっているのは？
映画やドラマを、1日2本は見ているという。
「最近は“デジタルデトックス”をしています。一定時間スマホやパソコンなどに触らず、ほかのことに充てるんです。聞くところによると、ネットなどから得る情報って理解力が35％くらい落ちるらしくて。僕はその時間で、小説を読むようになりました。もちろん、タブレットなどではなく、紙の本で。すごくいい時間が作れています」
『君を愛するだけ』ワーナーミュージック・ジャパン／発売中
撮影／山田智絵 ヘア／丸山なつみ メイク／さいとうあやこ
