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ー 阪神以外もコラボ店舗が

《こんな思想の強いローソン初めて見た》

 SNSで密かに話題になっている、とあるローソンの店舗。外観が一般的な水色ではなく、黄色と黒の看板となっているのだが、これには“アレ”が関係している。

阪神以外もコラボ店舗が

「このローソンは、プロ野球の阪神タイガースとコラボした“タイガースローソン”という店舗です。ローソンは‘14年から阪神のオフィシャルスポンサーを務めており、試合のチケットなども販売しています。阪神甲子園球場近くにタイガースローソンを展開していて、オフィシャルグッズも店舗内で販売。また、近畿地方の一部店舗では、11月に日本一になった阪神の奮闘に感謝したクーポンを配布したセールを行いました」(スポーツ紙記者、以下同)

 阪神ファンの間では、周知の店舗かもしれないが、多くの人にとって見慣れないローソンの外観に

《すごいな、こんなのありなのか》

《もはやローソンとは思えない》

《巨人ファンは入れない》

 などと驚きの声が挙がっていた。

 さらに、投稿への返信や引用する形でさまざまな“思想の強い”店が紹介されている。
甲子園球場近くにあるタイガースカラーの店はほかにもあるようだ。例えば、

大手牛丼チェーン『吉野家』も黄色と黒の配色になっています。吉野家といえば通常、オレンジを基調とした看板ですが、オレンジは阪神のライバル球団である巨人のチームカラー。阪神ファンもオレンジではなく、“虎カラー”の吉野家に大喜び。吉野家は、景観条例などの出店条件で変更することはあっても、主体的に外観の配色を変更したのは、この店舗が初めてだといいます

甲子園球場近くの吉野家も、通常のジャイアンツカラーでもあるオレンジではなく、タイガースカラーの看板(Xより)
甲子園球場近くの吉野家も、通常のジャイアンツカラーでもあるオレンジではなく、タイガースカラーの看板(Xより)

 ほかにも、

《広島にもカープのローソンがありましたよね》

 と、広島カープの本拠地であるマツダスタジアム近くには、チームカラーの赤い看板のローソンが。

 タイガースローソンと同じく応援グッズなども店内で販売。広島ファンの利用促進を狙って、看板カラーを変更したそうだ。ローソンは“地域密着”を掲げており、こうした変更がしばしば行われている。

 ローソンだけでなく、名古屋にあるバンテリンドーム近くのファミリーマートでもカラーが変更されている。“中日ドラゴンズ応援店舗”として営業しており、通常の緑と青の看板も一部残っているものの、多くが青色だけの“ドラゴンズブルー”に変わっているため、

《ローソンかと思ってた笑》

 と見間違う人も。全国各地にこうした“色違いコンビニ”はあるよう。レアなコンビニを探すのも楽しいかもしれない。