目次
Page 1
ー 「幹事が呼んだ」「抱きかかえてない」
Page 2
ー “坐骨神経痛”の謎

 宴席の座敷でしなだれる女性に密着し、ニヤけた表情を見せる高齢の男性。何ともいかがわしい写真だが、この男性は西東京市議会議員なのだ。

小峰和美氏ですね。'06年に初当選後5期連続で市議を務めていますが、これといった実績はありません。写真の行為は公人としてどうかと思いますが、市民は驚かないでしょう。彼には前科がありますから」(政治部記者、以下同)

 女性議員に対してハラスメント発言を繰り返していたことが'23年に報じられた。

「“専業主婦になったほうがいい”“おまえをいじめてやる”などの暴言がありました。小峰議員は謝罪しましたが、以前からセクハラパワハラを繰り返していたようです」

「幹事が呼んだ」「抱きかかえてない」

 3月14日、小峰氏が理事長を務める幼稚園から自宅に戻ってきたところを直撃。写真を見せると悪びれる様子もなく自分とコンパニオン女性だと認めた。

「そうなのよ、コレ、困っているんですよ」

 まるで被害者であるかのように語る。どんな宴会だったのかを尋ねた。

「これは西東京市の地元の農業組合による年始の集まりです。1月13日の夕方に市内の飲食店で行いました」

─コンパニオンは小峰さんが呼んだのですか?

「いや、私は知らないですよ。幹事が呼んだんですよ」 

─そもそも、コンパニオンを呼ぶ必要があるんですか?

「私に聞かれても困るんです。幹事が呼んだんですから、幹事に聞いてくださいよ」

 小峰氏はその場で幹事に電話をかけ、自分が呼んだのではないことを証明してほしいと懇願する。

─誰が呼んだかではなく、小峰議員がコンパニオンを抱きかかえてお酒を飲んでいるのが問題では……?

「抱きかかえてなんてないですよ。近くにいるだけです」

 女性を膝に乗せているように見えるが、違うと主張する。