1986年から放送されてきた、TBS系『世界ふしぎ発見!』が、3月30日をもって最終回となった。
放送期間は実に38年。司会の草野仁(80)やレギュラー回答者の黒柳徹子(90)、野々村真(59)などおなじみの面々が出演した放送だったが、この番組で長くレギュラーを務めてきた板東英二(83)の姿は、過去のVTR映像だけであった。
行方不明の板東英二は今どこに
板東本人に関しては、2020年頃よりその所在が不明となっている。当時の板東の様子について、ある芸能記者はこう振り返る。
「板東さんは'20年7月にご自宅で怪我をし、入院することになりました。この影響でMBSラジオで放送されていた『板東英二のおばあちゃんと話そう』も同年9月で終了。
お怪我の治療の専念ということもあって、以降メディアへの露出は控えているようです。一部の報道では、これ以降、ご家族とも疎遠になったという話も出ていますが、真相に関しては長く不明のままでした」
果たして板東はどこに消えたのだろうか。
介護施設で身元を秘しての独居、ホームレスの可能性も
厚労省が公開している、2022年度の日本人男性の平均寿命は81.05歳。順当に考えれば「もういい年齢だし、そろそろゆっくり過ごしたい」と考えてもおかしなことではない。
TBSドラマ『不適切にもほどがある!』にも「板東英二」の名前がセリフとして使われ、『世界ふしぎ発見!』でも再度VTR出演したことで、X上では板東については様々な憶測が飛び交っている。
《板東英二さんが出ないのは現在消息不明なんだってね》
《どっかの養護施設入ってて芸能活動は完全に引退って書いてあったのは見た》
《板東英二さんが家族近親者からも疎遠になって、消息誰も知らない状態なのがショック》
家族と疎遠……となると行くあてもなく、「よもやホームレスになっているのでは?」、あるいは最悪な予想が頭をよぎりそうになる。
数年前には某民放バラエティー番組が板東に対してドッキリを仕掛け、激怒する板東を面白おかしく紹介する企画を放送したこともある。
メディアにそのような形で自分の動静を追いかけられるのが嫌になって、自ら露出を避けるようになった可能性も捨てきれない。