目次
Page 1
ー 週刊誌報道に反論も…ちょっと無理がある?
Page 2
ー 18歳年上の男性との温泉旅行と喫煙で契約解除
Page 3
ー “夜の女”は、ヤバい人を見分けるノウハウを持っている

 

「ヤバい女になりたくない」そうおっしゃるあなた。有名人の言動を鋭く分析するライターの仁科友里さんによれば、すべてのオンナはヤバいもの。問題は「よいヤバさ」か「悪いヤバさ」か。この連載では、仁科さんがさまざまなタイプの「ヤバい女=ヤバ女(ヤバジョ)」を分析していきます。

第101回 加護亜依

 昨年8月に写真週刊誌「FLASH」に、指定暴力団幹部男性との韓国旅行写真を掲載された元モーニング娘。加護亜依(以下、加護ちゃん)。反社との黒いつながりという記憶がさめやらぬ中、‘24年6月11日発売の同誌が「加護亜依“夜の女”に転身していた! ミニスカ&頬被りで『港区の隠れ家』ラウンジに隠密出勤」と報じたのです。

週刊誌報道に反論も…ちょっと無理がある?

 しかし、加護ちゃんに言わせると、これらの報道は自分の釈明を無視した、一方的なものなのだそう。5月28日配信の「集英社オンライン」にて、加護ちゃんは“真実”を語っています。まず韓国旅行の件は、加護ちゃんの親友と二人で韓国旅行に行ったところ、韓国のホテルのトイレで別のママ友に偶然出会い、男性二人を紹介された。ビールをごちそうしてもらった手前、写真撮影を断れなかった。男性とは全くの初対面であり、旅費など出してもらった事実はない。つまり、相手の身元は知らないし、断りづらかったのだから、しょうがないと加護ちゃんは言いたいのでしょう。しかし、その言い訳にはちょっと無理があると思いました。

 芸能人と写真を撮るときのポイントの1つは、芸能人の顔がはっきり映っていることだと思うのです。あの有名人と写真を撮ったのだということが他人に伝わらないと、その写真に価値がなくなってしまうからです。けれど、写真の加護ちゃんはサングラスをかけている。これでは「芸能人との記念撮影」というより、友人グループとの旅行の際の、気の置けない写真のように見えてしまいます。加護ちゃんが膝を立てて座っていることも、くだけた関係を連想させてヤバい。

 加護ちゃん曰く、この報道の結果、テレビの出演やライブがキャンセルになってしまった。夫も体調を崩して、以前のように働けていない。そんな時に、義妹が飲食店をオープンすることになり、お給料をもらわない形で、週に1~2回、友達や知り合いが来るときに接客しているだけで、ラウンジ嬢に転身したわけではないと釈明しています。

 なぜ加護亜依はこうも週刊誌に撮られたり、記事を書かれたりするのでしょうかという質問に対し、加護ちゃんは「そういう星に生まれています。確信しています」と答えています。無責任なコメントのようにも思えますが、確かに「そういう星」なのかもしれないとも思うのです。