9月30日から放送がスタートするNHK朝ドラ『おむすび』。ヒロインは“1000年に一度の美少女”として人気となった橋本環奈が務めることで注目されている。
「橋本環奈さん演じる主人公の米田結(よねだ・ゆい)は、平成元年に生まれで、福岡県の糸島(いとしま)で育った“ギャル”。栄養士となって現代人が抱える問題を“食の知識とコミュ力”で解決していくといったストーリーです。NHKのドラマ『正直不動産』などで知られる根本ノンジさんが脚本を手がけ、語りをリリー・フランキーさんが担当します」(スポーツ紙記者)
《こんな感じのギャルいた?》
自分らしくポジティブに、平成から令和を生き抜く“ギャル魂”を貫く女性を演じるという橋本。9月16日には、その“金髪ギャル姿”が公式SNSで公開された。
《制服姿とはまるで別人なギャル姿の結。ドラマのどこで登場するか、楽しみにお待ちください!》
という文章とともに投稿された写真は海をバックに、金髪になって派手なギャルメークをして、カラフルな長いネイルを施した“ギャル橋本”。すでに公開されていたドラマ内の制服姿の写真や、これまでのイメージとは違うド派手な橋本にネットでは、
《ギャル環奈ちゃん新鮮でかわいい》 《想像以上にギャルだった》 《別人すぎる》
と、少なからず衝撃を受けた人も多かったよう。
その一方で、ヒロインの設定と同じ時代を実際に生きてきた人たちからは、少し違った反応が……。
《この時代に高校生でしたけど、なんか違和感。仮装してる感、半端ない》 《現実のギャル見たことあるんか》 《何がどうしてこうなった》 《平成ギャルを見てきた世代からすると平成ギャルではない》 《ちょっとその世代としてのギャル感が違う。こんな感じのギャルいた?》 《平成ギャルをわかってない》
リアルな“平成ギャル”を知る世代にとっては、写真だけでは違和感があるようだ。
「物語の設定は、2004年ごろ。当時は、小麦色に肌をこんがり焼いたギャルから、浜崎あゆみさんのファッションやメイクをマネして肌を焼かない“白ギャル”なども流行しました。橋本さんの服装やメイク、髪型が当時の流行からは微妙にズレていると感じた人が少なくなかったのかもしれません。とくに金髪のウィッグに不自然さを感じるという声がありました。橋本さんが似合っていないのではなく、当時の絶妙なファッションへの再現度合いが甘かったのかもしれません」(ファッション誌記者)
平成に起きた出来事や世相を振り返りつつ物語が展開していくようだが、その“再現性”は果たして……。