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ー 「直明ちゃん見てるわよ〜」と声をかけられる

 

「直明は自分と似た感じの性格だったのもあり、衣装を着ればスッと入れるようなとても演じやすい役でした。何よりキャストの方々がみなさん素敵で、ご縁も広がりましたし、役者人生の基盤になるような作品になりましたね」

「直明ちゃん見てるわよ〜」と声をかけられる

 朝ドラ『虎に翼』でヒロイン・寅子(伊藤沙莉)の弟・直明役を演じ脚光を浴びた三山凌輝。8月末に撮影を終えてから1か月以上がたち、あらためて反響の大きかった作品だったと振り返る。

「僕がクランクアップしたときは、甥っ子役の子とかたくさん人がいて、みんなが手でアーチを作ってくれたんです。僕はその中に走っていって、途中でスライディングして通り抜けました(笑)。

 地方に仕事で行っても、よく“あら、直明ちゃん見てるわよ〜”みたいな感じで声をかけてくださるんです。まるで各地に親戚じゃないですけど、花江さん(森田望智)がいるみたいな(笑)。とてもありがたいですし、これだけ反響が大きいのは朝ドラならではだと思います」

 そんな三山は、ファン待望の1st写真集Gaze』を10月16日に発売。ロケ地に選んだのは今年、オリンピックが開催され熱狂に沸いたフランス・パリだ。

自分はファッションとアートが好きで、テレビとか映像で見てもモダンとクラシカルが融合した街並みもすごく素敵だし、一度は訪れてみたいと思っていました。今年の前半に撮影したのですが、ちょうどいろいろなことを考えたり、悩んだ時期でもあったんです。

 だから、葛藤しているような人間味ある雰囲気だったり、この時期にしか撮れない僕の表情がたくさん切り取れたと思います。ドキュメンタリーじゃないですけど、僕の人生を垣間見られるような写真集になっているので、そこを楽しんでもらえればうれしいです」

 初めてのパリでは、大好きなブランドの洋服を購入したり、ルーブル美術館でモナリザを鑑賞するなど、多くの刺激を受けたそう。

「さすがアートの街だけにすごい出合いがあって。撮影の休憩中にみんなでカフェのテラスでコーヒーを飲んでいたら、斜め向かいにオシャレなギャラリーがあったので見に行ったんです。そうしたら、全部色が違うバケツが描かれた絵が壁一面にあって、すぐにひと目惚れ。

 いくつか並べて飾りたかったので、4つ購入しました。今、寝室に飾っているのですが、この絵があるのとないのでは、部屋の居心地とか雰囲気が違うんです。そこからアートに目覚めちゃって、日本でもたまに絵を買うようになりました

 次の作品の撮影が始まったりと、多忙な日々を送る三山だが、もしオフがあったらやってみたいことが……。

サウナが好きですし、温泉とか行きたいですね。この前、半日休みがあって近場で行ってきたんですが、お風呂に入っているときは癒されるけど、帰りの移動で結局疲れちゃうんですよ。理想はいつか郊外に住むか別荘を買いたい(笑)。オフは温泉とか自然の中でリラックスして、仕事となったらバリバリ働く。そんなメリハリある生活に憧れます」

三山くんに聞いた「次の海外は○○に行きたい!」
「いつかノルウェーやスウェーデンとか北欧に行きたいです。自然や街並みの景色がすごくキレイで映えそうですよね。あと本場のサウナにも入ってみたい。入りすぎて整うどころか、のぼせているみたいな(笑)。ぜひ行ってみたいですね」

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三山凌輝1st写真集『Gaze』10月16日発売、税込み3960円、オールカラー160ページ、主婦と生活社 ※記事の中の写真をクリックするとAmazonの購入ページにジャンプします