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「闇バイトで募集された普通の学生やお金に困っている人が強盗の実行犯になっています。指示役が捕まらない限りは延々と実行犯が補充され、犯罪は終わりません。今は関東が中心ですが、匿名・流動型犯罪グループ“トクリュウ”が、全国でまねをし始めていて人ごとではなくなってきています」
と、多発する強盗事件について警戒を呼びかけるのは防犯アドバイザーで犯罪予知アナリストの京師美佳さん。
犯罪者が嫌がる4原則
狙われやすい家には共通点があるという。
「郊外の古い戸建てが狙われています。築30年以上たっていると高齢者が住んでいる確率が高く、ガラスが割りやすい、ドアが壊しやすいなどセキュリティーも低い場合が多い。防犯カメラの設置があまりされていない地域が危ないです。今起こっている強盗事件は数万円から数十万円の家にある金を狙っていて、どこの家が狙われてもおかしくありませんので、対策が必要になってきます」(京師さん、以下同)
強盗から狙われないためにはどのような対策が必要なのだろうか。「犯罪者が嫌がる4原則があります。それは音・光・時間・人の目。音はガラスを割られたらアラームが鳴る、防犯ブザーといった対策がありますが、100デシベル以上のものを探してください。光はセンサーライトで人が通ったときに照らすものがおすすめで、300ルーメン以上の明るさが効果的ですね」