「秒刻みで注文をいただいて、売り上げは50倍ほどになりました」(岐阜県で美濃焼のアクセサリーを販売する『MIKELO』運営の宮野祐介さん)
佳子さま売れにうれしい悲鳴
拡大する“佳子さま売れ”に販売元からはうれしい悲鳴が上がっている。
「佳子さまは今秋、地方での公務にいそしまれ、そのたびに“ある心遣い”が話題となりました。
岐阜県を訪問された際は美濃焼のイヤリング、石川県では輪島塗のバレッタ、佐賀県では有田焼のイヤリングなど、訪問先の伝統工芸品を身に着けられたのです。どれも市販の商品で、中には2000円台のアクセサリーも。ほとんどがお手頃な価格帯ということもあり、佳子さまが身に着けられた商品は爆発的に売れている状況です」(皇室ジャーナリスト)
佳子さまが着用されたアクセサリーの販売元に反響を聞いた。
前出の美濃焼のアクセサリーを販売する『MIKELO』の宮野さんによると、“佳子さま売れ”は今も続いているという。
「ご着用いただいてから1か月近くたちましたが、今なお佳子さまが身に着けられたイヤリングを含め、さまざまな商品の注文をいただいています。宮内庁から注文があったわけではなかったので、ご着用いただいたことは、後から知りました。うれしかったのと同時に、すごく驚きましたね」
石川県で輪島塗製品を販売する『八井浄漆器本店』の従業員も、佳子さまの心遣いに喜びを語る。
「佳子さまが身に着けてくださったことは、テレビを見て知りました。年始に能登半島地震が起きて、大変なことが続いている最中のことでしたから、佳子さまが輪島に光をくださったような気がして、感激いたしました。たくさんの反響があって、ご着用いただいた商品はすでに完売しています」
佐賀県で有田焼の食器やアクセサリーを販売する『器とデザイン』の宮崎雄太さんも、佳子さまが自社製品を着用されたことは青天の霹靂だったと振り返る。
「ECサイトで爆発的に商品が売れた日があって、不思議に思って調べてみると、佳子さまがうちの商品を身に着けてくださって、それがSNS上で話題になっていることを知りました。ご着用いただいて以降、注文が殺到して、在庫は完売しました。今は予約生産を行っている状況です。皇室の方々は、高級なものをお召しになるイメージでしたから、うちのような価格帯の商品をご着用いただいたことは、かなり意外でした」