12月10日、『女芸人No.1決定戦 THE W』(日本テレビ系)が放送され、第8代女王にフリーで活動するにぼしいわしが輝いた。
医学部&上智大学卒の高学歴コンビ
そんな新女王に負けないぐらい、テレビ関係者から注目を集めているのが最終決戦に駒を進めた忠犬立ハチ高だ。
「ショートヘアのノムラフッソさんは山梨大学医学部卒業で、医師の国家資格を取得。金髪ショートボブの王坂さんは上智大学文学部卒業の高学歴コンビです。ノムラさんは結婚していて、夫は医師であることを明かしています」(お笑いライター)
『THE W』初決勝進出ながらコントを披露したCブロックでは、対戦相手の足腰げんき教室と河邑ミクに完勝する快挙も。
2人が所属するのはサンドウィッチマンや永野、カミナリ、東京ホテイソンらが所属するグレープカンパニーだ。
「所属芸人が続々とブレイクしているものの、スタッフも所属芸人の数もそう多くありません。同事務所は“スタッフがちゃんと面倒を見切れる人数しか所属させない”という方針。そのため所属志望者は多いものの、近年はほとんど若手を採用していないため”所属するのがいちばん難しいお笑い事務所”とも呼ばれています」(お笑い関係者)
同社には人気放送作家も所属していることもあり、「事務所の規模の割には質の高いアドバイスが受けられる」ことも、ブレイク芸人を多数輩出している理由だという。
「加えてスタッフも芸人愛に溢れていることで有名。初代のサンドウィッチマンのマネージャーで、“姫”と呼ばれるベテラン女性マネージャーがその筆頭で、ライブでまったく受けずにクビ寸前にまで追い込まれていたお見送り芸人しんいちさんを、解雇しないように事務所に懇願。アドバイスを送り続けた結果、『R−1グランプリ』王者にまで育てあげました」(放送作家)
そんなグレープカンパニーが、3年前に久々に所属させた女性芸人が忠犬立ハチ高だった。
「業界では“あのグレープが所属させるぐらいだから、光るものがあるんだろう”と注目されていましたからね。予想どおり『THE W』の決勝に進出して、2戦続けて満票を獲得するという快挙を成し遂げたので、今後ネタ番組を中心にオファーが増加すると思います。スタッフのサポート面を考えると、フリーで活動する新女王・にぼしいわしよりブレイクが近いのでは」(制作会社関係者)
サンドウィッチマンに続く、事務所の稼ぎ頭になる日も近いかも?