「僕は、むしろ意識低すぎる系ですね(笑い)」
「僕はツイッターやfacebookなどは、まったくやってないですし、基本的に自分の意見を主張するのはあまり好きじゃないので。むしろ、意識低すぎる系ですね(笑い)」
今、話題の“意識高い系”とは、インターネットなどで自分の経歴や人脈を過剰演出し、パッと見スゴイ人に見えるが、実際はそうでもない若者のこと。大好物はカタカナ。そんな新入社員・一条ジョー(林遣都)が、よくも悪くも会社に新風を吹き込みまくる新ドラマがスタートする。
「なぜ“系”がつけられるのかというと、行動と結果が伴っていないから。どこか上っ面な感じで、すごく偉そうなことを言って、人当たりもよく、モチベーションも高いんですが、努力が足りていない」
ただ、前提として、自分なりのビジョンや目標を持って挑戦している姿は、何もしていない人に比べたら、好感が持てるという。現在放送中のドラマ『残念な夫。』(フジテレビ系)では、主人公の部下・浜中遼を好演中。撮影は、2作かけ持ちでハードだったと振り返る。20代半ば、役者としての充実ぶりがうかがえる。
「好きな女性のタイプ? 僕は、毎年、言ってることが全然変わるんですけど、今は頑張ってる人。このドラマの春子さん(伊藤歩)のような、自分の時間を犠牲にしても、誰かのためや、何かのために頑張ってる人ってすごく好きですね」
さらに結婚観について尋ねてみると、
「それこそ、いつかしてみたいと思ってたんですが、最近は1人でじいさんになるまで、自分の好きなように生きるのもカッコいいなと思ったりしてますね。またコロッと変わると思うんですけど(笑い)。今は、やりたいことや行きたい場所が、本当にたくさんあって。だから、1人のほうが楽なのかもと思うところはありますね」
意識高い用語の解説
★スタートアップ
新しいプロジェクト。"新規事業"だと雰囲気出ない
★フルコミット
全力投球すること
★ブレインストーミング
チームで互いの意見を出し合い、そのアイデアから問題解決に結びつけること。雑談であることが大半
★MTG
"ミーティング"と言ってるうちは、まだまだ意識低し
★キックオフ
何かを始めること。プレーボールとは言いません
★タスク
"仕事、任務"。でも、このほうがデキる風でしょ?
★ノマドワーカー
自宅やオフィスではなく、カフェなどでノートパソコン開いて仕事してる人。たいていドヤ顔です