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ー フラッシュバックやパニック発作などさまざまな症状が

 昨年8月末にフジテレビを退職した元アナウンサーの渡邊渚さんが自身のインスタグラムで今月に出版されるフォトエッセイの発売を告知した。

フラッシュバックやパニック発作などさまざまな症状が

 渡邊さんは2020年にフジテレビに入社。2023年に体調を崩して長期の療養生活に入り、2024年8月末に退職したのち、インスタグラムでPTSDを患っていたことを公表した。

「渡邊アナは2023年10月に入院中のベッドの上で自撮りした写真をSNSに投稿して、『この4ケ月で私はいろんなものを失いました』とその年の6月にPTSDにつながる出来事があったと明かしました。

 その後も『フラッシュバックや回避・解離、過覚醒、パニック発作などさまざまな症状がありました』、『正直に言うと会社も関係するトラブルがありました』などと発信していましたが、最近は元気な様子をインスタにアップしています。近々、初めての本を出版するようですよ」(スポーツ紙記者、以下同)

 渡邊さんは1月17日、奇しくも、古巣のフジテレビ社長による会見直後にインスタを更新。同月29日に発売予定のフォトエッセイ集の表紙を以下のメッセージとともに投稿。

《今伝えたいことは、すべてここに、嘘偽りない言葉で書き残したので、それが皆さんに届くことを願っています》

 公開された表紙には、透明感のある薄いブルーのノースリーブワンピ姿の渡邊アナの写真が。

「これまで渡邊アナは雑誌などでのグラビア撮影の様子もインスタにアップしていますが、とてもアナウンサーとは思えない慣れたモデルぶりに驚いた人も多いと思います」

元フジテレビの渡邊渚アナウンサー(本人のインスタグラムより)
元フジテレビの渡邊渚アナウンサー(本人のインスタグラムより)

 じつは渡邊さん、大学在学中はタレントとして活動していて、グラビアはお手の物なのだ。その一方で、一部では渡邊さんを心配する声も。

《PTSDなのにグラビアとかやって大丈夫なの?》
《あまり無理しないほうが、、、おとなしくしていたほうがいいのでは》
《本人さんがいいならいいけど、メンタル強すぎ》

 そういった心配や批判の声が渡邊さんにも届いているのだろう。表紙をアップした際には以下のような“反論”のメッセージも添えらえていた。

《時々、「PTSDの人間がグラビアをやれるわけがない」と言われますが、私は病気になるずっと前からグラビアページに出ていたので、こうして写真を撮られることに抵抗感がありません》

《むしろ病気によって“できない”と決めつけるのは、他者にも自分自身にもしたくないことなので、こうして挑戦しています》

 生きているのがつらくて身も心もボロボロだったという渡邊さん。病気を乗り越えようとする“挑戦”を見守りたい。