
読売ジャイアンツの本拠地・東京ドームに横浜DeNAベイスターズを迎えた、4月16日の4回戦。DeNAのマウンドに上がったのは、今シーズンから2年ぶりに“出戻り復帰”したトレバー・バウアー投手(34、以下敬称略)。
結果はファンの期待も虚しく、巨人4番の岡本和真選手(28)に2打席連続ホームランを浴びるなど、5回を投げて7安打5失点のKO。シーズン2敗を喫するとともに、昨年の日本シリーズを制したチームは「5勝7敗2分」(4月17日時点)でリーグ最下位に転落した。
初登板となった3月29日の中日ドラゴンズ戦では、6回1失点と好投しながらも打線の援護に恵まれず黒星を喫したバウアー。試合後にコンディション不良を訴えると、11日間の出場登録抹消で早くもローテーションを外れる。
復帰戦の東京ヤクルトスワローズ戦(4月11日)では、3回を無失点で投げ終えた後に激しい雷雨に見舞われてノーゲーム宣告。“2試合”を力投しながらも勝ち星がつかないことに苛立ったのか、巨人戦では本調子には程遠い投球で屈した。
2023年以来、DeNAと契約を交わしたバウアーの今季年俸は、出来高を含めて600万ドル(推定、9億円3000万円)とされるNPBトップクラス。それだけに不甲斐ない投球を見せた巨人戦後には、
《バウアーに9億ってのが未だに信じられんなぁ こっから10連勝しても9億は高いと思う》
《バウアーって給料とプライドと意識だけ高いからね》
いつまで日本野球舐めてんねん
勝利を期待するベイスターズファンも含め、“給料に見合わない仕事”っぷりのバウアーに対して、SNS上では野球ファンから早くも批判が。さらにーー、
《バウアーもうちょっと丁寧に投げて欲しいんだよないつまで日本野球舐めてんねん》
《正直に言う バウアーよ Japanese baseballを舐めては困るよ!! 沢村賞は取れないね》
「日本の野球を舐めるな」との辛辣な声と、バウアーが開幕前に「リーグ優勝」とともに掲げた、NPB投手にとって最高の勲章である「沢村賞」の目標を「無理」とする意見も。まだまだシーズン序盤にもかかわらず、これほどまでに嫌われてしまったのはなぜか。