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ー 事務所より出されたコメント
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ー 擁護の声の背景

 4月16日、タレントの石橋貴明が自身が報じられていたセクハラ報道について書面で謝罪した。10日に発売された『週刊文春』で、中居正広氏による女性への性暴力についての第三者委報告書が指摘した類似事案の「有力な番組出演者」が石橋であるとされてから6日。重い口を開いた。

事務所より出されたコメント

2024年4月3日、自身のYouTubeチャンネルで食道がんを公表した石橋貴明
2024年4月3日、自身のYouTubeチャンネルで食道がんを公表した石橋貴明

 事務所より出されたコメントには、3日に公表した自身の食道がんの治療を行っており、集中治療室から一般病棟に戻ったタイミングで報道を知ったという経緯を明かした。

 当時については、記憶が曖昧なものの会食をした覚えはあるとし、「そこで起きた詳細については、かなり深酒をしてたためか、覚えていないのが正直なところです」と回想。さらに「同席された女性の方には、不快な思いをさせてしまったことを、大変申し訳なく思っております。叶うのであれば、快復後直接お会いして謝罪させていただきたく思います」と女性への謝罪を述べた。

 その謝罪文を受け、世間からは石橋への賛否の声に溢れている。ネットでは、

《しかしどこまで遡っていくんだろうね》

《被害者に謝罪する気持ちがあるだけまとも》

《10年前の会食なんて覚えてないわ、本当に覚えてたならすごいw》

 長い月日を経て過去の騒動が発覚した背景と、病を抱えながらも謝罪する姿勢を見せたことへの理解を示す声が上がる。しかし一方では、

《とことん逃げるのね、ダサ過ぎますわ》

《セクハラされた側は覚えてて覚えてないで終わらせられたら嫌だわ》

《会って謝りたいとかどういう神経》

 性被害やセクハラ等の騒動への拒否感が強まる昨今。書面ひとつでの謝罪、さらに"覚えていない"との発言に批判的な意見も多くあるのだ。