「中学生になってからの愛子さまはグンと成長され、よりお姉さまらしさが出てきたように思います」
皇太子ご夫妻の長女・愛子さまについてそう目を細めるのは、ある宮内庁関係者。学習院目白キャンパスで開かれた『オール学習院の集い』でも、そのお姉さんらしい振る舞いは発揮されたという。
キャンパス内には、乗馬体験から飲食店までさまざまなブースが出ていたが、愛子さまはお友達数人と一緒に楽しくお過ごしに。
「皇太子ご夫妻は盲導犬体験コーナーや学習院幼稚園の集まり、移動式水族館などを回られていました。愛子さまとは盲導犬コーナーで顔を合わせた程度で、あとは別行動だったようです」(居合わせた客)
昨年、一昨年と愛子さまは、「〇〇に行こうよ!」とリーダーシップをとるように、お友達と各所を回られていたのだが、今年は、ひとりの少女の手をとってゆっくりと……。愛子さまを目撃した学習院関係者が語る。
「お友達の妹さんだと思いますが、愛子さまは、その子とずっと手をつないだままで、世話を焼かれていました。『お楽しみ縁日』の工作コーナーでは、道具を取ってあげたり、優しく接していたので、愛子さまもすっかりお姉さまっぽくなったなと感心しました」
皇室の取材歴が長い文化学園大学客員教授で、ジャーナリストの渡辺みどりさんは、そんな愛子さまのご成長ぶりをこうみる。
「秋篠宮家のお子さま方との交流も、愛子さまのお姉さまぶりを育むことになっているのかもしれません。長女の眞子さまと次女の佳子さまがまだ小さいころ、おふたりは両陛下の長女・紀宮さま(現・黒田清子さん)を“ネエネ、ネエネ”と、姉のように慕い、何かとお手本にしていたそうです。 現在は、眞子さまや佳子さまが愛子さまにとってはお姉さまのような存在になっているのでしょう。それを見本として女性皇族としての自覚が出て、年下や後輩の面倒をみられることになるのだと思います」