最近は、伊豆での夏休みがほぼ恒例となっている皇太子ご一家。今回、特に雅子さまはリラックスできたようだが、「充実」した日々があったからこそのようだ。

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須崎でご静養のため伊豆急下田駅で大勢の出迎えの人たちに笑顔を向けられるご一家(8月11日)

「愛子さまは御用邸のビーチで海水浴を大いに楽しみ、皇太子さまや雅子さまと付近の散策もして、皇太子ご一家にとって1週間の滞在は充実したものだったようです」

 8月11日から17日までの予定で、静岡県下田市にある須崎御用邸で静養された皇太子ご一家について、そう解説するのは宮内庁担当記者。

 愛子さまが学習院初等科3年だった’10年当時、8年ぶりに滞在されてから、’11年を除き須崎での静養が恒例となっているご一家。

「邸内にはプライベートビーチがあり、愛子さまはきれいな海でいつも海水浴を楽しまれています。’10年は、愛子さまが不登校ぎみだったので、気分転換が目的のようでした。その後、初等科6年と女子中等科2年の今夏は、学校行事である沼津遠泳合宿があったので、前年は水泳の練習も兼ねての滞在でした」(皇室ジャーナリスト)

 ’10年のご滞在のときには、天皇陛下(81)が提唱された「お慎みの日」である8月6日の広島原爆の日に、ご一家で下田市内にあるホテルで会食され、批判を浴びたこともあった。

「最近のご一家の夏の静養は須崎で1週間ほど過ごした後、栃木県那須に2〜3週間滞在されることが多いです。そこで"公務のお出ましと比べて、夏休みが長すぎる"という批判的な報道もあり、雅子さまも心から楽しめていない部分もあったようでした」(同・ジャーナリスト)

 しかし、今回は11日のご到着のときから、雅子さまは笑顔が目立ち、いつもの滞在とは違った印象だったと話すのは、ある東宮職関係者。

「伊豆急下田駅に到着したときも、出迎えの人たちに長時間ひとりひとり丁寧に接し、苦手とされる写真撮影も苦にしているご様子はありませんでした。滞在中もかなり、リラックスされていたと聞いています」