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 赤西仁、田中聖、田口淳之介の脱退と、幾多の苦難を乗り越えながらメジャーデビュー10周年を迎えたKAT-TUN。それを記念するライブ『KAT-TUN 10th ANNIVERSARY LIVE TOUR “10Ks!”』が開催中だ。

 5月1日の東京ドームをラストにグループとしては充電期間に入り、各自のソロ活動に専念する予定だ。今後の活動に暗さがあまり感じられないのが彼らのよさだろう。それはライブグッズにも反映されている。

「デビューから今日まで、事務所のなかでも彼らはヤンチャで異端なイメージ。だから、今回も充電に入ることをネタにした『充電器間』という電子機器を充電するためのUSB電源アダプターを2300円で売り出したり。シャレっ気があって彼ららしいなって」(KAT-TUNのファン)

 しかし、そのシャレっ気が思わぬ騒動を起こしているというのだ。

「今回のツアーグッズの1つ、オリジナルペンライト(1600円)が銃の形状をしているんです。これが、空港の保安場の手荷物検査に引っかかってしまい、中部国際空港で足止めを食らったという人が相次ぎました」(前出・ファン)

 ちなみに“銃”というのは、彼らの10周年のロゴにもあしらわれているほど、3人にとって大事な意味を持つアイテム。真相を確かめるべく、中部国際空港に聞いてみることに。

「航空局には“こういったものは持ち込めない”といったガイドラインがあって、それに基づいて保安検査を行っています。その中に“鉄砲類”という項目があるんですが、そこには空気銃やおもちゃの鉄砲といったものも含まれるんですね。なので、今回のものも持ち込みはご遠慮させていただいています」(広報部)

 どうやら本物の銃でなくともNGらしい。

「明らかにプラスチックで中身が何もないということならともかく、今回は中に電池が入っていたりと、仕組みがわからない以上は荷物の確認をさせていただいております。また、セキュリティー面の観点から、機内への持ち込みはNGとなってしまいます」(前出・広報部)

 それもこれも、乗客の安全を守るためだから仕方ない。では、どうすれば機内に持ち込むことができるのだろうか。

「“預け入れ荷物”というかたちで貨物室に入れていただくと、運ぶことができますよ」(前出・広報部)