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 4月は出会いの季節。「これから必要になるから連絡先、教えて!」というシチュエーションになったときケータイ番号だけでなく、「LINEやっている?」と聞かれることも。

 でも、気軽にSNSを交換すると、これまでなかったトラブルや心配事が起こるかも……。そこで、SNSの最新活用&対処法を伝授。

【Q】LINE交換直後にメッセージを送ったほうがいい?

 初対面で意気投合し、これから連絡を取り合って仲よくしたい人とLINEのIDを交換したら、どんなメッセージを送ったらいいの?

「そういうときこそスタンプをひとつ送るだけでトークの履歴が残り、相手もメッセージが送りやすくなるので、コミュニケーションがすんなりいきますよ」(WEBメディアコンサルタント落合正和さん)

 逆に距離を置きたい相手には何もせずにいるだけで、最初のメッセージを送るハードルが高くなるという。

【Q】あまり親しくない人からLINEのグループトークに誘われたら?

 LINEには『グループ』や『複数人トーク』といった機能があり、特定のメンバーと一斉にやりとりができる。連絡事項などでは便利な反面、どうでもいい話に巻き込まれることも……。

 正直、あまり深く付き合いたくないママ友から「便利だから」「もっと交流しよう」と誘われちゃったら、どうすればいいの?

「無理して参加する必要はないでしょう。例えば、“ごめんなさい、LINEはあまり得意じゃなくて、お返事できなくて、ご迷惑おかけすると思うので”と言っておくといいかもしれません」(ITジャーナリストの高橋暁子さん)

 落合さんも、複数のやりとりに参加するのであれば、

「最初に“あまりLINEを使わない”と言っておくのが大事です。後から言うと、言い訳のようになってしまいますので」

【Q】フェイスブックで苦手な人から友達申請が来たら?

 本名登録が基本のフェイスブックで、あんまり仲よくない人から《友達》リクエストが来ちゃったら、どうすればいい?

「ママ友などの拒否しづらい相手の場合は、まず《友達》になったうえで、自分の公開範囲を変えて、その相手には全体公開の投稿しか読めないようにするといいでしょう」(高橋さん)

 落合さんも「親しい友達だけが見られるような公開設定をすることをおすすめします」と助言する。

「全体への公開設定上では投稿があまりない状況を作っておいて、“フェイスブックにハマっちゃうと家事が手につかなくなるからやらないようにしているんだ、それでもよかったら”と言って友達申請を受けておけば、無理にコミュニケーションをとらなくてすみます」(落合さん)

 さらに、フェイスブックの機能をしっかり把握しておく必要性にも言及。

「例えば《メッセージ》機能は1対1のやりとりで非公開になりますが、友達の《コメント》欄は誰もが見られます。ある女性がフェイスブックをやっていないお姑さんの悪口を友達の《コメント》欄に書いていたら、フェイスブックをやっている義理の妹に見つかって告げ口をされたというケースがありました」(落合さん)

 個人的な話は《メッセージ》で、《コメント》欄は公になっていることを心がけて。

イラスト/山田久美子