「秋篠宮ご一家は春休みを返上するような忙しさで、公務や儀式や、その準備に取りかかっておられたようですね」
そう話してくれたのは、ある宮内庁関係者。
「秋篠宮ご夫妻と長女の眞子さま、次女の佳子さまは3月17日、『春分の日』に先立ち都内の武蔵陵墓地を訪れ、昭和天皇の武蔵野陵などをご参拝。
当日の20日は、皇居の宮中三殿で行われる祭祀『春季皇霊殿の儀』と『春季神殿祭の儀』にも4方で参加されました」(同・関係者)
ご夫妻は22日と23日には、それぞれイタリアの画家、ボッティチェリとレオナルド・ダ・ヴィンチの展覧会にも出かけ、初夏の海外訪問にも備えられた。
「秋篠宮ご夫妻は5月中旬から約1週間、外交関係樹立150周年を記念してイタリアを公式訪問されることで調整が進んでいます。今回の絵画展ご鑑賞は、イタリア文化の勉強も兼ねていたのではないでしょうか」(皇室記者)
この長旅のために、ご夫妻は、早めの日程調整をされている。
秋篠宮家関係者が説明する。
「昨年、両陛下から皇太子ご夫妻とともに引き継がれた『こどもの日』と『敬老の日』の施設訪問は、1年ごと交互に行うことになりました。
今年は、秋篠宮ご夫妻が児童施設を担当することになりましたが、5月はイタリア旅行などでご多忙なので、4月中に訪問されることで調整されているそうです」
昨年の皇太子ご夫妻は、雅子さまの病状もあってか6月にずれ込んだが、弟宮ご夫妻が“先手”を打たれるのにはもうひとつ理由がある。
「5月中旬ごろには、長男の悠仁さまの学校で運動会があります。取材陣に公開され、その準備などもあるので、4月にスライドさせたのではないでしょうか」(同・関係者)
4月から、お茶の水女子大学附属小学校4年になる悠仁さま(9)は、どんな活躍ぶりを見せてくださるのか─。