「愛子さまは久しぶりに登校されてからも、午後からの登校が続いていましたが、徐々に学校での滞在時間が増えてきましたね」
皇太子ご夫妻の長女・愛子さまの近況についてそう話すのは宮内庁関係者。
現在、学習院女子中等科3年の愛子さまは9月26日から長期欠席となり、運動会や中間テストなども休まれる異例の事態に。
「宮内庁の発表では、欠席の原因は勉強などのお疲れからくる『ふらつき』と『胃腸の不調』による体調不良ということでした。
病院での検査も異常なしで、病名や症状名の公表もありませんでした」(宮内庁担当記者)
しかし、夏ごろから公務でのお出ましが増え、おやせになった状態などから『週刊女性』では、重圧やダイエットが原因の「拒食症」(摂食障害)の可能性があることを指摘。
「他誌でも『思春期やせ症』や『炭水化物ダイエット』による食事制限が原因では、との内容が報じられました」(皇室ジャーナリスト)
愛子さまは11月8日に1か月半ぶりの出席となったが、その後も午後2時(6時間目)からの車でのご登校になるなど、時間を区切っての学校生活が続いていた。
教育社会学が専門で子ども教育に詳しい東京成徳大学名誉教授の深谷昌志さんは、愛子さまの心理状況をこう分析する。
「中学生以降の不登校は、小学校のころに比べて解決が難しくこじれるものです。
思春期になれば、自我が強くなり葛藤が生まれてきて“学校に行かなくてはいけない、でも行けない”と思い悩み、心の傷が残るものです。
愛子さまの登校がまだ限られているのは、そのような苦しい心理状況があるのではないでしょうか」