大相撲名古屋場所は、初日から3大関、2横綱が負けるという波乱の幕開けに! 19年ぶりの日本人出身横綱の誕生もあり、相撲人気はまさにうなぎのぼり。”好角ガール”でおなじみの、アイドル・山根千佳による名古屋場所の展望は⁉︎ ※場所直前の7月4日発売の「週刊女性」より
はじめまして! 大相撲の本場所に合わせて、記事を書かせていただくことになりました山根千佳と申します。まだ21歳の若輩者ではありますが、大相撲への愛情はガチンコの本気です。この記事を通じて、大相撲の魅力をたくさんの方にお伝えできるよう精進いたしますので、よろしくお願いいたします!
記念すべき1回目……つまりは“初顔合わせ”なので、少しだけ自己紹介をさせてください。
私は、家族全員が相撲好きという家に生まれ、物心ついたときには、すでに相撲観戦がライフワークでした。家族旅行は大相撲。父親や母親と一緒に入り待ち、出待ちは当たり前。祖父や祖母は、私の師匠とも言える好角家。今でも、わからないことや確かめたいことがあると、実家から古今の相撲の資料を送ってもらっています。
小学生のときに好きだったのは、横綱・武蔵丸。右からの腕の返しがとにかくカッコよくて! 四つ相撲を得意とする、体格の大きな力士が私にとってのヒーローでした。なので、琴欧洲(現・鳴戸親方)よりも把瑠都のほうが好きで……って、こういう話を友達にしても、ビミョウな空気が流れるだけだったのに、今はこうやって相撲の素晴らしさを訴える機会があることに感激です(涙)。
いよいよ名古屋場所が始まります。新大関・高安の活躍、先場所途中休場した横綱・稀勢の里のケガの状態、魁皇(現・浅香山親方)が持つ歴代1位の通算勝利数(1047勝)に現在1036勝の白鵬が並べるか……など多くの見どころがありますが、中でも注目なのが、“世代交代は実現するのか!?”です。