さて、妻子と暮らす新居だが、想像以上の豪邸になりそうだ。不動産関係者は、
「土地だけで1億円から1億5000万円は下らないでしょう。そして上物、例えば稽古場なども併設したら資産価値にして総額2億円ほどの物件になるのでは?」
一方で獅童は意外なこだわりも見せているのだとも。
「歌舞伎役者は運気を気にする人間が多いんですよ。友人の海老蔵さんの影響でしょうか、獅童さんは玄関や窓の方角、間取りを決める際に風水を取り入れているというのです」(獅童の知人)
かつて市川海老蔵と小林麻央さんが新居をリフォームしたとき、著名な風水師に壁紙の色や窓の向きなどを相談していたと報じられた。獅童もまた運気を上げるために風水に凝っているということなのだろうか。
「そもそも着工に関しても、風水の先生から“まだ時期ではない”とアドバイスを受けていると聞きます」(同・獅童の知人)
獅童の事務所に確認すると「当初から、来年の着工予定です。(風水を取り入れるなどは)まったくそのようなことはございません」とのこと。
また、別の“お家”問題にも頭を悩ませていたという獅童。
「若手イケメンで人気が上昇していた弟子の中村獅二郎が、昨年一門から離れてしまったんです。一方で時蔵の息子の梅枝に長男が生まれ、錦之助の息子の隼人が甘いマスクでブレイクして現代劇にも出演しています。萬屋において時蔵、錦之助に次ぐ獅童は“跡取り”問題を抱えているんですね」(前出・松竹関係者)
そんな折に発覚したのが、念願叶っての沙織さんの妊娠だった。獅童が発表を控えたのは、妻にプレッシャーを感じさせたくなかったからなのかもしれない。
「もちろん無事に生まれてくるのが喜ばしいことですが、妊娠がわかると支援者、後援会筋は“男の子か女の子か”と、期待の寄せ方が違ってくるのが現実なんです。
陽子さんが守ってきたお家を途絶えさせるわけにはいきませんし、それは役者としていちばんわかっていること。それでも夫として父として、新しい家族をずっと守っていくことをいちばんに考えているのでしょう」(前出・松竹関係者)