スペシャルQ&A【柿澤勇人編】

――小池さんには言ってないけど、感謝していることは?

柿澤 朝まで飲みにつき合ってくれるところ(笑)。向こうも誘ってくれるしね。誘ってもらえると嬉しいですよ。あとは、僕が食べたいって言ったおそばとかをおごってくれたことかな(笑)。

――小池さんに直してほしいところは?

柿澤 酔っぱらうと、語尾がみんな「バカ」になるんですよ。なんとかなんとかのバカ! とか。それにはもちろん愛があるんですけどね、ニコニコしながら「なんだよバカ!」みたいな感じで。でもそこはちょいちょい傷つくから(笑)、徹平はたぶん覚えてないと思うんですけど。そこはちょっと直してほしいかな。

――スマホの今の待ち受け画面は?

柿澤 3歳の甥っ子です。幼稚園の運動会の徒競走のスタート直前に、自分のお腹が気になっちゃったらしくて、Tシャツをペロッてめくってお腹を見てる写真。僕は運動会に行けなかったんで、写真を送ってくれて。かわいくて癒やされてます。これの前も甥っ子の写真でした。

――あなたにとって愛とは何ですか?

柿澤 思いやりと自己犠牲。相手のために見返りなく自分が我慢するとか、それが愛なんじゃないかなと思いますけどね。親の愛とかもそうですけど。

 あとは、演出家から受けるダメ出しは、やっぱり愛だと思いますね。時には厳しかったりするけど、その人のためを思って悪役を買ってでて言ってくれる。蜷川さんもそうでしたけど、やっぱりそこに愛がなかったら、たぶん言わないだろうし。うるさいなとか一瞬思うこともあるけど、冷静になって考えると、“ああ、これは愛なんだ”と思って受け取ります。

柿澤勇人 撮影/廣瀬靖士
柿澤勇人 撮影/廣瀬靖士
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――柿澤さんのトリセツと、小池さんのトリセツは?

柿澤 徹平は、おいしいご飯とお酒を与えておけば、機嫌がよくなる(笑)。あとはね~、カラオケで『宇宙刑事ギャバン』っていう曲を歌えば確実に爆笑してくれる。歌い方があって、僕じゃないとたぶん笑ってくれない。もし徹平が元気がないときは、焼酎とお酒に合うつまみをおごってあげて、『ギャバン』を歌えば、たぶんなんとかなりますね(笑)。

 僕もお酒かな~。飲んでると機嫌がいい。赤ワイン以外のお酒なら何でも大丈夫です。少人数で飲むのがいいですね。あとは褒められて伸びるタイプなんで、褒めておけば機嫌はいいです(笑)。やっぱり芝居を褒められると嬉しいですね。

――生活用品でこだわっているものは?

柿澤 ベッド。広いほうがいいので、兄貴が使ってたベッドと僕のベッドをつなげて、キングサイズにして寝てます。広いベッドの真ん中で寝ると気持ちいいですよね。枕も自分の頭の形に合わせてオーダーメイドして、もう5~6年愛用してます。

――人生最後に食べたいものは?

柿澤 白米とみそ汁。母親が作ってくれるみそ汁(笑)。具は豆腐とワカメかな。最近、ひとり暮らしを始めたから、ぜんぜん食べてないんですけど。自分では料理はまったくしないです。お酒は充実してますけどね。お酒用の収納スペースがありますから(笑)。人生最後に飲みたいお酒は、今のところ芋焼酎『赤霧島』のソーダ割りかな。