オスプレイ

 10月から日曜日のテレビ朝日系の情報番組『サンデーLIVE!!』で、51歳にしてキャスターに初挑戦する東山紀之。朝5時50分から160分間という、ジャニーズタレントキャスターの中でも、最年長ながら最長の生放送番組が任されることになった。

「番組進行やニュースの読解力はもちろんですが、なんといっても生放送での柔軟な対応力と、とっさの判断力が不可欠です。用意された台本に身を任せるのではなく、いかに独自のアドリブや鋭い私見、引き出しの多さを見せられるか」(テレビ局関係者)

 番組では政治経済、海外情勢はもちろん、スポーツや芸能ニュースも扱われる。現在、本格的に打ち合わせが重ねられ、東山も熱心に情報収集に努めてはキャスター業を極めている最中のようだ。

当初こそニュース番組を担当するための勉強で手いっぱいだったのが、次第にヒガシさんも熱を帯び始めて自ら企画提案をしているといいます。

 “タレントキャスター”や“色モノ”扱いはされたくないようで、やるからにはとことんやりたいのでしょう」(同・テレビ局関係者)

 実際にどんな提案をしているのかというと、

最近の時事ネタでいうと、“オスプレイの中ってどうなっているんだろうね”“地震や北朝鮮のミサイルでJアラートが鳴ったら、実際にはどうすればいいのかな”など、ただ伝えるだけの立場ではなく、視聴者に近い目線に立った番組作りを心がけているのだとか。

 現場取材に行ってオスプレイに乗るヒガシを見てみたいですね(笑)」(同・テレビ局関係者)

 クールで寡黙なイメージを覆すかのように、親しみやすく、ときには身体を張ることも惜しまない熱いキャスターを目指しているようだ。

「『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)で身体を張って大活躍している、妻の木村佳乃さんの影響もあるかもしれませんよ。何でも、ママの挑戦に娘さんたちは大喜びで、尊敬の眼差しを向けているといいます。ヒガシさんもパパとして“負けられない”と思っていることでしょう」(芸能プロ関係者)

 両親がテレビで活躍していることを認識し始めているという、5歳と4歳の娘たち。ところが東山といえば、

刑事ドラマだったり時代劇だったり、おおよそ女の子が楽しめる番組には出ていないんですよ。でも、『サンデーLIVE!!』は間違いなく娘さんたちも見るはずですよ」(同・芸能プロ関係者)

 なぜなら番組終了後の8時30分からテレビ朝日系で放送されるのが、『キラキラ☆プリキュアアラモード』なのだ。

娘さんたちがどハマりしているのだそう。“大好きな『プリキュア』を見ようとテレビをつけたら、パパがカッコよくニュースを仕切っている”という、豪華リレーを見せることができるんです。

 『戦隊シリーズ』や『仮面ライダー』の放送時間は後ろにずらしても、『プリキュア』だけが据え置きなのはヒガシさんへの“忖度”なのかも(笑)」(前出・芸能プロ関係者)

 ちなみに今年の『プリキュア』映画にも声優出演して、娘たちの心をグッと引き寄せた佳乃。パパは強大なママに打ち勝てるのか!?