TOKYO MXはアナウンサー再生工場!?
──そんなふたりが10月から担当される、TOKYO MX(以下MX)の番組について教えてください。
堀 僕が担当するのは、新番組『激論!サンデーCROSS』(8日スタート、毎週日曜昼11時59分)。平日の朝に約3年半放送している『モーニングCROSS』を、日曜にも展開していくということで、ニュース番組が少ない時間帯ですので、ぜひテレビをメディアとして有効に活用していただければと思っています。平日の参加型の内容を引き継ぎ、議論して考える場を作っていきたいですね。
有馬 僕は、10月から放送時間が変更になった『TOKYO MX NEWS』(月曜~金曜夕方5時59分)で、初めて番組キャスターを務めさせていただくことになりました。夕方の時間帯なので、いろいろな年齢層の方に見ていただけるように、多面的に発信をしていきたいです。
堀 MXは、僕らの仕事仲間の間では、“アナウンサー再生工場”と、言われているんです。数々の大先輩や僕らも、退局したあとにみんなMXでレギュラー番組を持たせてもらっているんですよ。
ここに、有馬くんもついに来たか! って思いましたね。
有馬 来てはいけないところでしたかね(苦笑)。
堀 そんなことない、そんなことない、すごくいいところですよ! MXはどの時間帯も固定で見てくれている人も多く視聴者がハッシュタグをつけながらツイートして参加してくれるんです。間違ったことを言うと視聴者が訂正を入れてくれることも……。
テレビは完璧であれという考えはもう古いんですよね。MXは、みんなで作っていく“お茶の間”のような番組が多いのが、いいところだと思います。
有馬 以前は、テレビは情報がいちばん早いというのが当たり前だったけれど、今はだいぶスタイルが変わってきていますよね。そこにギャップやストレスを感じている視聴者もいると思うんです。
そうしたなかで、議論ができるMXというメディアは、面白いポジションにいるんじゃないかなって思います。野球でいえば、クリーンヒットじゃなくて、ポテンヒットを打つような感じですかね。
堀 有馬くんの、そういうアスリート目線の考え方、今までにない新しい感覚で、すごくいいよね!