ほかの大御所同様に、リピーター客も多いという聖子。
「年末の風物詩的な形でお越しいただいているお客様も多数おられますね。やはり松田聖子さんのショーを見て年が終わるというような、“1年、このために頑張ってきましたよ”とおっしゃる方もいます」(同・担当者)
自分への特別なご褒美に、奮発してでも行きたい!
ディナー&ロックでお酒がすすむ!?
さて、今年からディナーショー戦線に加わった大物アーティストたちもちらほら。
ザ・プリンスパークタワー東京では、12月22日に初のクリスマスショーを開催するREBECCAのNOKKO(3万8000円)。そして12月25日、ディナーショー自体が初めてとなるT―BOLAN(3万5000円)が登場する。
「T―BOLANさんはこれからの予約受け付け(11月7日開始)になりますが、NOKKOさんは発売を開始していまして順調にご予約をいただいております。今回、初めて開催されるアーティストになりますので、興味という部分でも反響を多くいただいております」(広報担当者)
それにしてもなぜ、ロックミュージック出身のNOKKOとT―BOLANがディナーショーに? 開催基準を聞いてみると、
「会場となるのが、ボールルームというバカラ社製のシャンデリアがあるような、すごくきらびやかで華やかな会場なんです。どちらかというとクラシックというよりも、実力はもちろんですが、目新しさや華やかさも重視してお呼びさせていただいております」(同・広報担当者)
ディナーとロック。ついついお酒がすすみそう。
派手さはなくとも「日本の心」の伝道師、演歌歌手の市川由紀乃は12月23日の大阪新阪急ホテル(2万5000円)で花道を飾る。
「当ホテルではここ数年、演歌歌手の方にお越しいただくことが多いですね。市川さんは昨年も来ていただいており、3年目になります。もともと人気のある方ですが、やはり昨年の紅白出場もあって、さらに人気が増しているように思います」(営業企画部)
昨年は山崎ていじとの合同ショーで同価格の設定だったけれども、NHK紅白歌合戦出場の恩恵か、晴れてソロステージに立つことになった。