「雅子さまは、23日に発生した草津白根山の突然の噴火に驚かれていて、犠牲者や負傷者が出たことに心を痛めておられます。
報道などで状況を見守っていますが、今後の噴火活動の動静をご案じになっておられるようです」
雅子さまの近況をそう話すのは、宮内庁関係者。
娘の愛子さま(16)は、1月初めにインフルエンザにかかってしまったが、今ではすっかり回復され学校も元気に通っていて、雅子さまも安心されているだろう。
「24日には、皇太子さま(57)が内閣府の青年国際交流事業のひとつである『世界青年の船』に参加の10数か国の青年代表らと接見されました。
この事業は、各国の青年たちがディスカッションなどを行い、国際的に活躍できる若者を育成することを目的としているものです」(同・宮内庁関係者)
常日ごろから皇太子ご夫妻は、こういった「次世代」に関連する人々と積極的に交流したり、行事などにも参加されているのだが、雅子さまの最近の好調ぶりにも関係しているという。
「東宮職とのコミュニケーションが円滑に行われていることが雅子さまにいい影響を及ぼしているようです。というのも、皇太子ご夫妻には自分たちの“色”として“次世代の若者を奨励したい”というお気持ちがあります。
例えば、'13年と'15年の東日本大震災からの復興支援活動を行う『OECD(経済協力開発機構)東北スクール』の高校生メンバーとの懇談などが挙げられます。
そういった若者と交流するプランを、担当の東宮職が提示できるようになったことが、雅子さまの“好調ぶり”につながっていると聞きました」(東宮職関係者)
昨年12月のお誕生日の際にも「できることが少しずつ増えてきたことをうれしく思う」と、回答されていることからも、来年5月に「新皇后」となる雅子さまの「自信」につながっているにちがいない。