ミステリアスで魅力的な一面
――デビューアルバム『LEE HI JAPAN DEBUT ALBUM』では、WINNERのミノさんやiKONのBOBBY(バビ―)さんたちとコラボされていますね。
「ミノさんやBOBBYさんとレコーディングしたのは、年末で。ふたりとも休みたかったと思うんです。でも、楽しく作業してくれたようで、うれしかったです。ふたりが参加したらいい作品になるのではと思っていたので、頼んで本当によかった。BOBBYさんとは、以前からフューチャリングしたり、コラボしているので、よく話しますよ。みなさんがよく見ているステージでの姿と全然変わらないです。自由で、いつも元気。エナジーをもらうことが多いですね」
――デビューアルバムのために日本語の歌詞がつけられた2曲のうち、ひとつがSHINeeのジョンヒョンさんが作詞・作曲した『BREATHE』。
「心にしみて、癒される曲だと思います。今回、初めて日本語で歌ったので、最初は難しいかなと思ったんです。でも、言語が違っても、歌に込めた思いは変わらない。少しでも歌詞の意味や、曲が持つ感情を伝えたいと思い頑張りました」
――もう1曲の『ROSE』は、先の癒しとは対照的なパンチのある曲。女性をバラにたとえた曲ですが、LEE HIさんにも刺ってある?
「周りの人たちから、仲良くなるのが難しいとよく言われます。心を許すまでに、時間がかかるタイプですね。よく、カラオケで歌う姿が見たいと言われるんですよ。ステージのように、しっとり歌うと思われがちなんですが、実は、踊ったり、騒ぎながら楽しみたいタイプ。イメージと違うようなので、周りからは、知れば知るほどわからなくなると言われます(笑)」
――ミステリアスで魅力的ですね。LEE HIさんがシンガーとして心がけていることとは?
「自分だけの色がある歌手になりたいんです。デビューから時間がたてばたつほど、私を愛してくださるみなさんへの感謝の気持ちが強くなるとともに、その恩返しという意味でも自分だけの色を持つアーティストになりたいと思うようになりました。話す言葉が違う日本のファンのみなさんも、インターネットなどで調べて韓国出身のアーティストの私を応援してくれている。本当に、ありがたい気持ちでいっぱいです」
<リリース情報>
『LEE HI JAPAN DEBUT ALBUM』発売中
[2CD+DVD]5940円
[CD only]2700円 ※ともに税込み
■公式サイト http://ygex.jp/leehi/