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ー 所属事務所との対立
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ー 「まだ裁判中だから…」

 

 2月7日、韓国の5人組ガールズグループ『NewJeans』が、グループ名を『NJZ』に改名したことを発表。Xでは“NewJeans”がトレンド入りするなど、大きな話題となっている。

「新しいグループ名は、アメリカの音楽メディア『Complex』との共同投稿というかたちで双方の公式インスタグラムから発表されました。グループのアカウント名も“njz_official”に変更され、5人の新たなビジュアル写真も公開しています。3月には、同社主催のイベント『コンプレックスコン香港』に出演予定で、NJZとして初のパフォーマンス披露となります」(音楽雑誌編集者)

所属事務所との対立

 そんな彼女たちは現在、所属会社と専属契約の解除を求めて裁判をおこなっている最中。発端は、昨年8月に芸能事務所傘下のレーベル『ADOR』の代表ミン・ヒジン氏が解任されたことだった。

「プロデューサーでもあったミン氏とともに音楽作品をつくってきたNewJeansは、解任によって会社への不信感を抱くように。昨年9月には、YouTubeのライブ配信でミン氏の代表復帰を訴えていました。その後、10月にはメンバーのハニが、事務所内で挨拶を無視されたとして“職場でのいじめ”を告発。韓国国会の環境労働委員会が、ハニと事務所代表を国会に召喚し証言する事態となりました」(韓国エンタメ誌ライター)

 さらに、11月には『ADOR』からの独立を通告。メンバー5人が記者会見を開いて契約解除を申し出たが、会社側は専属契約が有効であると主張し、裁判に発展している。

 両者の対立が続くなか、NewJeansは今年1月、インスタグラムで「一定期間使用する新しい活動名(グループ名)」の募集を開始。事務所に専属契約が残っているため、NewJeansのままで活動すると違約金が発生する恐れがあるからだ。これが、今回の改名に繋がったようだ。