上目遣い​はオバ世代にはNG

──ちょっとの差で『若々しいたぬき顔』は崩れかねないんですね。

高須「若さや可愛らしさ、キレイさは本当~に微妙な差です。でも、今すぐにみんな実践できちゃう美セルフィー(編集部注:自撮り写真のこと)テクを教えちゃうよ!」

──教えてください! 今すぐに撮影してSNSのアイコンに使いたいです!!

高須「寝っ転がって、または逆立ちして撮ること! これで顔のたるみやシワ、二重あごまで全部解消します」

──仰向けや逆さがいいんですか? 可愛いポーズの古典的な上目遣いはいかがでしょう?

高須「上目遣い​はオバ世代にはNGです! 目の下のクマや二重あご、輪郭のたるみまで強調されちゃいます。あの安室さんでも、うつむき加減よりも顎をちょっと上げた写真のほうが若く見えるもの!」

──なるほど……顎をちょい上げ、気をつけます! ところで、じゅうぶんおきれいな浜崎さん、倖田さんよりも安室さんのほうが、より若々しいのはなぜでしょうか?

高須「それは安室さんが今、スポットライトを浴びまくっているからだろうね! メンタル面の充実は女性としての輝きに欠かせませんし」

──では、3人の劣化を今後もセーブするポイントはどのあたりでしょうか?

高須「安室さんはやつれ防止に痩せないこと! 浜崎さんは若さ的にはいいかんじなのでこのまま体重維持かな? 倖田さんは骨っぽさが目立たないように、あと2kgくらい太るのはありだね」

──ところで、もともとの顔がたぬき顔じゃなくても近付く方法はありますか?

高須輪郭を整えることだね! ヒアルロン酸や自身の脂肪を注入して、頬やこめかみなど輪郭の凹凸をケアして輪郭を整えると、かなり変わると思います。3人も劣化に悩んだら輪郭を意識してほしいね!」


<プロフィール>
高須克弥(たかすかつや):
1945年愛知県生まれ。高須クリニック院長。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。脂肪吸引手術など世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。金色有功章、紺綬褒章を受章。『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)、『筋と義理を通せば人生はうまくいく』(宝島社)、『ダーリンは70歳/高須帝国の逆襲』(Kindle版)、『行ったり来たり僕の札束』(小学館)、『ダーリンは71歳・高須帝国より愛をこめて』(小学館)。最新刊は『炎上上等』(扶桑社新書)。