「テレビなどに映る姿そのままですね」
東福岡高校サッカー部、そして明治大学サッカー部で長友の1学年下でともにプレーした福崎裕さんは、長友佑都の性格についてそう話す。
「練習では誰よりも早くひとりでグラウンドに来ていました。高校時代は1年間ほぼ休みがないなか自主的に朝7時から1時間くらいずっとひとりで走り込みをしていましたね」
いちばん声が大きいのが長友
サッカーへのストイックな取り組みから離れた、普段の長友はどんな人だったのか。
「いろいろな場面で声をかけてくれたり、食事にも何度も連れて行ってもらいました。ピッチ内でもピッチ外でも怒ったり、言い訳をしているところを見たことがないです」(福崎さん)
大会前に妻の平愛梨とともに髪を金色に染めた長友。髪色のように明るく、また熱い性格はテレビ画面からも伝わってくる。
「取材エリアでもいちばん声が大きいのが長友選手(笑)。
記者の間でもみんながすごく好感を持ったのが、監督交代もありネガティブな情報が多く報道されるなか、彼は必死にチームを盛り上げたり、チームのいいところを伝えようとしていたところですね」