そんな彼女は入社前から生放送に携わりたいと思い続けてきた。
「本番中は今でもいちばん楽しい瞬間です。特にこの番組はモーニング“ショー”なので、台本どおりではなく、みんなが言いたいことを自由にしゃべれるのがウリ。どんな意見が飛び交うかわからない、だから面白いんだと思います」
コメンテーターの歯に衣着せぬ発言がたびたび話題に。
そんな番組内で、昨年、宇賀アナは結婚を発表することに。
「私は会社員ですから、浮つかないようにサラッと報告して終わりにしようと決めていたんです。でも、みなさんがすごく盛り上げてくださって、あんなに段取りどおりにいかなくて焦ったのは初めてでした(笑)」
アイドル視される女子アナが多い中、どこか控えめな姿が愛される理由のひとつなのかもしれない。
「私、人生で1度もキャピキャピしたことがないんです。声も低めですし、基本的には落ち着いてるねって。明るくて、かわいい人には、その人に求められる仕事があると思いますが、私にはそういう要素がないので(笑)。自分に求められたことにはきちんと応えられるよう、これからもちゃんとお仕事と向き合っていきたいです」
羽鳥アナも太鼓判!
「一緒に番組をやってもうすぐ丸3年になりますが、宇賀ちゃんは最初から素晴らしい! 出すぎず、引きすぎず、そのバランスが絶妙。本番中、ここで出てくれるといいなというところで、何も言わずとも発言してくれる反面、時間配分もしっかり考えていてスッと引くこともできるんです。それって、ずっと生放送をやってきた彼女だからこそできること。本当にすごいなぁといつも感心しています」