秋からできるセルフケア
――皮膚のコラーゲン生成を活性化するというポラリスですね。ところで、9月に入り、夏の恋は消えたけど日焼けやシミ・シワの恐怖は残る秋になりました。今から自分でできるケアはありますか?
高須「まず、日焼けがひどくてヒリつく場合、そのヒリヒリ感は炎症なので、一晩だけステロイド剤を塗って、まずは炎症を抑えること。ひどい日焼けはヤケドと同じですから。化粧水を塗ると刺激などで肌荒れが悪化することもあるから気をつけて。その後は体内から失われやすいビタミンCを摂ることかな。サプリもいいけど、病院に行って処方してもらうと、より的確な効果があるかも」
――私はコギャル世代なので、今更ですがさんざん日焼けしてしまったことが怖いです……。
高須「日焼け=悪なのではなく、一番悪いのは放置すること! そばかすは先天性だけど、シミ・シワは日焼けしたままほっといた結果だからね。日焼けは肌にはダメージでしかないです」
――では、日差しの弱まった秋冬も変わらず日焼け対策をしたほうがいいですか?
高須「当たり前だよ! 日焼け止めを塗ったり、部屋のカーテンを紫外線シャットアウトタイプのものにするのもオススメ!」
――秋冬もたるまず頑張ります! では最後に、美白肌女優さん6人がさらに美しくなるためにアドバイスがあれば、お願いいたします。
高須「みんな今の状態を少しでも長く維持したかったら、早めのケアが大切! それと年齢がいってる原田さん、桃井さんはあわせて、シワやたるみ用のプチ整形もいいかも! あ、桃井さんは首も日焼け対策してね!」
<プロフィール>
高須克弥(たかすかつや):
1945年愛知県生まれ。高須クリニック院長。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。脂肪吸引手術など世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。金色有功章、紺綬褒章を受章。『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)、『ダーリンは70歳/高須帝国の逆襲』(Kindle版)、『行ったり来たり僕の札束』(小学館)、『ダーリンは71歳・高須帝国より愛をこめて』(小学館)、『炎上上等』(扶桑社新書)、最新刊は『大炎上』(扶桑社新書)。