今年、原宿のカフェで開催された『おまたフェスティバル』なる子宮系のイベントを取材した前出の山田氏は、「“トンデモなこと”のオンパレードだった」と振り返る。
「コンセプトは、《じぶんのおまたのためにお金と時間をかけてあげてください》。会場では、下腹部に吹きかけると“きゅん”とした気持ちになるという『子宮きゅんスプレー』など、科学的根拠がまったくない“おまた”関連グッズがズラリと並んでいました。
“股こり”を解消するというマッサージのコーナーもあって、恥骨まわりを軽く指圧するだけなのですが、施術者が言うには、経血のコントロールに役立つとか……。すべてが医師不在で行われていることが危険ですよね」
子宮系の教えにどっぷり浸かってしまい、家庭崩壊する主婦も増えているという。
「女性は“性に対して自由奔放にわがままに生きていい”という子宮系の教えから、離婚した妻が子育てを放棄して複数人の彼氏をつくってしまい悩んでいるという元夫からの声もありました」(山田氏)
当人の問題と言えばそれまでだが、子宮系の広告塔のような存在になっているという麻耶。落ち着いて、自分と向き合ってほしいけど。