大ヒットドラマシリーズ『相棒』(テレビ朝日系)がついにシーズン17に突入。
「単発ドラマとして'00年に始まり、連続ドラマとなったのが'02年という長寿番組です。警視庁特命係の係長・杉下右京が相棒と一緒に超人的推理力で難事件を解決するという物語の基本構造は変わりません。
主演の水谷豊さんは、すっかり右京のイメージが定着しましたね。相棒は今回もシーズン14から登場した反町隆史さんの冠城亘です」(テレビ誌ライター)
「ソリはいい男だね」
初代の寺脇康文から及川光博、成宮寛貴と続き、反町は4代目の相棒となる。
「水谷さんと反町さんはいい関係です。反町さんが初めて“相棒”になったとき、あの水谷さんとうまくやっていけるの? という声が多かったのですが、もう4シーズン目。
反町さんは水谷さんを立てていて、よくアドバイスを受けています。その態度は真摯そのもの。水谷さんも“ソリはイイ男だね”と言っています」(同・テレビ誌ライター)
ただ、シーズン17ともなると、マンネリで視聴率が伸びないという心配も。
「局内では相棒をチェンジしたほうがいいと言われていましたが、相性のよさを買われて反町さんの続投に。水谷さんが鼻歌を歌いだすと、反町さんが追いかけて口ずさむほど仲がいいんです。ただ、反町さんは“実は知らない歌が多い”と言っていましたけど」(制作会社スタッフ)
スタッフから“天皇”と呼ばれるほど権力を持つ水谷だが、
「最近はスタッフを気遣ってくれるし、反町さんともよりフレンドリーになっています。お互い奥さんが女優なので、“カミさん、元気?”とか話しています。水谷さんは娘さんも女優なので、反町さんは娘さんから“女優になりたい”と言われたときの父の接し方なども聞いていました」(同・制作会社スタッフ)
水谷の娘は、前述した『僕とシッポと神楽坂』に出演中の趣里。『ブラックペアン』(TBS系)では、クールでミステリアスな看護師を演じた。
「趣里さんは注目の若手女優なので、いつか『相棒』のスタッフと仕事をする可能性もあります。水谷さんが細かく気遣うのは、娘さんのことを考えてのことでもあるんですよ」(芸能プロ関係者)
水谷にとっていちばんの“相棒”は愛する娘なのだ。