ふせんが“折れないしおり”として大活躍!
ふせんの素材には大きく分けて2つ、紙とフィルムがあります。もっともポピュラーな紙製のふせんはどんなペンでも書きやすく、かつ、値段も安いので、ちょっとしたメモや一言メッセージには最適です。しかし、柔らかくて傷みやすいため、長期間使うしおり(インデックス)には適していません。
そこでおすすめなのが、もうひとつの素材・フィルムです。性質上、インクをはじいてしまうので水性ペンなどでは書き込めませんが、紙よりも強度があり、破れにくいので、書類をスッキリ整理したり、よく持ち歩く本に挟んだりするためのインデックスに向いています。
フィルムふせんの中でもイチオシなのが、『ポスト・イット(R) ジョーブ 超丈夫なインデックス』(3M)。特徴は、フィルムふせんの中でも特に厚みがあることです。
以前、書店での店頭サンプル用の書籍にこのふせんを貼っていたところ、お客様がその厚みに驚き、「どこの商品ですか?」と問い合わせてくれたほどです。
頑丈なので、ふせんの先が本やファイルの外に出ていても折れにくいです。1枚ずつ取り出せますし、色が切り替わる部分が直線になっているので、狙ったページにまっすぐ貼れるのも魅力ですね。
「ロールふせん」で賢くTODO管理を
『ロールふせん』をご存知でしょうか。セロハンテープのようにロール状になっているふせんで、やはりテープのように引き出して使います。タテ・ヨコの大きさが決まっている通常のふせんと違い、好みの長さに切れるのが強みです。
『リーガル スティッキーロールメモ バーチカル』(伊東屋)も、ロールふせんの一種です。海外でよく使われている、雑記用メモ用紙『リーガルパッド』の特徴的な紙を、ロール状のふせんにしてあります。
セロハンテープ同様、本体に装着されているカッターで、お好きな幅に切って使ってください。ふせんなので、通常のメモとは違い、繰り返し貼ったりはがしたりできます。特にこの製品は、裏面すべてに糊がついていて粘度が落ちにくいため、剥がれてしまう心配をせずに使えます。
おすすめの活用法としては、TODOリストを作ったり、細く切って伝言メモにするといいでしょう。縦・横の罫線に囲まれたスペースは、チェックボックスにもなります。仕事に家事、育児と忙しい働くママも、タスク一覧を書き出しておけばヌケ・モレを防げそうですね。
もし、それほど幅を必要としない場合には、『テープノフセン』(YAMATO)を利用してみてください。書類やファイルのタイトル付けにちょうどいいサイズ(幅15ミリ)で、手のひらサイズなので携帯にも便利です。「ブラックペッパー」「バジル」などと、調味料の容器へのラベリングにも役立ちそう。