半透明の“書けるふせん”を使いこなす

 粘着カーペットクリーナー『コロコロ(R)』で有名なニトムズに、「スタロジー」という文房具のブランドがあります。お洒落でユニークな文房具を多く送り出しているのですが、そのスタロジーがふせんを作ると、やっぱりとても個性的なものになりました。

ふせんの下の文字が見えるから使い道が広がる
ふせんの下の文字が見えるから使い道が広がる

 それが、この『半透明ふせん グリッド』です。名前のとおり、半透明のフィルムでできているので、ふせんの下が透け、かつ筆記のガイドになるグリッドがあるのが大きな特徴です。

 また、鉛筆でも書き込める筆記性も持ち合わせていますから、ふせんの下に写る文字についてのコメントを書き込むなど、色つきふせんでは難しい使い方ができます。粘着面が全体の4分の3くらいと広いので、上品なインデックスとしても活用できますね。おしゃれに使いこなして、同僚に差をつけてみては?

 以上、今回は4つの“イチオシふせん”をご紹介しました。ふせんはとにかく、朝から晩まで、至るところで出番があります。ですから、ふせんを味方にできると、仕事は一気に効率化し、生活の質も向上するはず。ぜひ、お気に入りのふせんを見つけてみてください。


《PROFILE》
菅未里 ◎かん・みさと。文具ソムリエール。大学卒業後、文房具好きが高じて就職した雑貨店で文房具コーナーを担当。文房具への知見を深めたのち、文房具を紹介・プロデュースする「文具ソムリエール」として独立。ユーザーの要望に応じた文房具を多くのメディアで紹介しつつ、講演や文房具メーカーへのコンサルティング等を行う。
 カレンダーと手帳を一体化した「カレンダー手帳」(カール事務器)をはじめ、プロデュースした文房具は、数量限定品を除くすべての監修作が増産している。また、日本最大の文房具の展示会である「国際文具・紙製品展(ISOT)」で毎年PR委員を務めるなど、文房具に関するあらゆる方面で活躍中。 【HP https://misatokan.jp/