わが家の全財産は5万円
当然、相撲協会に所属する親方だからこそ、金融機関も高額の融資に応じた部分もあるだろう。また、私立学校に通う17歳と15歳の娘の学費も大きくのしかかるはずだ。
そんな彼を間近で見てきた貴乃花部屋の有力後援者のひとりで、宗教法人『龍神総宮社』の辻本公俊代表は、
「貴が相撲協会を離れるわけだから、サポートをやめる人もいるやろね。まあ、私は貴乃花個人を応援していくけど。(金欠かどうか)人の米びつまでわからへんわ。
ただ、あいつは金銭面で私に頼ってきたことはないよ。そんな相撲協会から払われる年間1千万円くらいなんて、はした金でしょ。テレビでも講演会でもいくらでも稼げるよ」
と、後援者離れは認めながらも、金銭的に窮していることには疑問を呈する。
だが、景子夫人に近い人は、こんな驚くような話をされたという。
「半年くらい前だったかしら、まだ女将さんだったころに一緒にお食事をしたんですけど、支払いになってみんなで割り勘にしたんですよ。
そうしたら景子さんは“この財布に入っている5万円が今月のわが家の全財産なのよ~(笑)”って冗談めかして話されたんです。昔から“金欠報道”がありましたけど、あっけらかんと話されるから、ちょっとびっくりしちゃいました」(あるママ友のひとり)
現役時代は億単位のお金を稼いでいた花田氏。だが、今は相撲協会から離れ“無職状態”である彼に、妻が愛想を尽かせたなどの報道もチラホラ見かけるが……。
「景子さんの話を聞いていると、間違いなく彼女のほうが花田さんに惚れている感じですよね。よく、“親方が~”なんて話されていますし、本当に仲はいいですよ。
彼女は2年ほど前に自分の会社を作っていて、講演会も年間50本ほどこなしている。そのほかに、話し方講座や食品のプロデュース、はたまた美容液の開発などもやっていますからね。
安定した収入で、夫をバックアップしていくでしょう。だから、金欠発言があったときも、私は“ご冗談でしょ?”って言いましたけどね」(同・ママ友のひとり)