宝塚・娘役が同じ日に
奇しくも同じ日、檀の宝塚の先輩である黒木瞳が出演する予定だった舞台『細雪』を降板したことが報じられた。
来年5月に東京・日本橋の明治座で上演される舞台は、当初、長女役に黒木、次女に一路真輝、三女に瀬奈じゅん、四女に水夏希という元タカラジェンヌのトップが勢揃いする予定だった。
「宝塚OGが四姉妹を演じるのは初めてのことですから、ヅカファンにとっては夢のようなキャスティングです。でも、長女役が黒木から浅野ゆう子に変更になったのです。
明治座からの公式の発表もなく、詳しい事情は分かりませんが、降板は黒木の方からの突然の申し入れだったそうです」(女性誌記者)
黒木は宝塚音楽学校時代から将来を嘱望されていた逸材の娘役で、大地真央が月組トップ男役に就任すると相手役に就任した。
一方の檀といえば、音楽学校時代の成績は最下位、新人時代もその美貌を生かす機会にも恵まれなかったが、真琴つばさの相手役として、月組のトップ娘役に抜擢された。
退団後の2人の活躍は周知の通りだが、
「黒木は同じ宝塚出身の女優は、ほぼ共演NGだそう。しかも檀とは“犬猿の仲”だとすら言われています」(スポーツ紙記者)
電撃離婚と謎の舞台降板ーー。いずれの真相も藪の中だ。
<取材・文/小窪誠子>