『Mー1グランプリ2018』は霜降り明星が第14代目グランプリの栄冠を獲得した。
しかし今、それよりも話題になっているのが、審査員を務めた上沼恵美子に対する後輩からの暴言騒動。
前回大会の王者、とろサーモンの久保田かずのぶと、今年のファイナリストであるスーパーマラドーナの武智が大会後の打ち上げ後、インスタライブの動画で上沼恵美子の審査姿勢に「クソが!」「更年期障害か」などとこき下ろしたことで瞬く間に大惨事へと発展した。
酒に酔った勢いで配信された動画はすでに削除されているが、翌日ふたりはツイッターで謝罪する事態に。
「彼らは終わってしまうかもしれない」
「酔いがさめてから、ことの重大さに気が付いたんじゃないでしょうか。お笑い界だからといっても、大先輩に向かっての暴言は許されるものではありません。
それに『Mー1』の制作、そして放送したテレビ局をも侮辱したことになりますから。今田耕司さんや岡村隆史さんなど先輩芸人が彼らの代わりに上沼さんへ謝罪をするほどの大ごとに発展してしまいましたね」(芸能プロ関係者)
在阪テレビ局幹部は、「彼らは終わってしまうかもしれない」と指摘する。
「上沼さんは、関西の“女帝”と呼ばれていますが、よく言われるネガティブな意味での“女帝”ではなく、愛される存在なんです。関西の人間で、彼女を悪く言う人を見たことがありません。
ですから、ネットでは彼らに対して非難ごうごうですよ。彼女のコンビに対する“好き”、“嫌い”は単に感情的に言っているのではなく、ネタに対する評価と同じなんです。直接的に“面白くない”と言ってしまうより、“嫌い”のほうが傷つかなくて済む。彼女なりの愛情表現でもあったんです。暴言を吐いたふたりも同じ関西芸人にも関わらずそれがわかっていなかったのは残念です」(在阪テレビ局幹部)
在阪テレビ局幹部によると、彼らは今後、厳しい状況に置かれるという。