――すごい転身っぷりですね! やはりKoki,さんもそうですが、親の二番煎じは厳しいものがありますね。あえて違うフィールドに行くのはとてもいいことかもしれません。最後は松田聖子さんの娘、神田沙也加さんについて教えてください。彼女の顔もやはり父親似でしょうか?
高須「このエラは神田正輝さんの血だね! 神田さんは俳優としてこの輪郭が男性っぽさを演出していたけど、女性にはちょっと不向きかもしれません。だからか、沙也加さんはいつも輪郭を隠すヘアスタイルをしているね」
――松田さんはきれいな卵型の輪郭ですもんね。
高須「でも彼女は、親の七光でアイドルっぽいデビューをしながら、自分で自分らしい道を開拓して、声優やミュージカル女優に活路を見出したのは素晴らしいと思います。『親のできないことができる自分』というのは、成功者を親に持つ子どもには、とても大事な価値ですから」
――お顔もすっきりとして、昔より晴れやかな笑顔がステキだと思います。
高須「そうだね。メンタル面もあるかもしれないけど、歯を矯正したかも? 歯の影響は本当に大きく、輪郭や骨格を変えるほどだから。他は昔とたいして変わりませんね。年相応に大人っぽくはなったけど」
3人の顔をランク付けすると?
――ところでKoki,さん、エレナさん、沙也加さん3人の顔面をランキングするとしたらどのような順位でしょうか?
高須「いわゆる、単に整ったパーツを持っているかどうかだけで言うと、エレナさん・Koki,さん・沙也加さんの順番かな。モテ度で言うと、Koki,さん・沙也加さん・エレナさんと入れ替わるけどね」
――やはり、整っていることとモテは違うんですね!
高須「エレナさんは本来、良いところが出やすいアジア人と白人のハーフだけど、目と眉毛・エラと目につきやすいところがアレジ似なのは、日本では女性としてちょっとクドすぎる顔だよね。エラにボトックスを数回打って、輪郭の強さだけでも中和させるといいかも。Koki,さんは逆にキムタク似で鼻が大きめなので、エラにボトックスを打つと余計、鼻デカに見えるからこのままがいいね。目・鼻・口の配置もいいし、3人の中では顔と身体のバランスも一番いいです。沙也加さんもエラが気になるけど、舞台で活躍するにはデカ顔のほうが映えるから、このままがベスト!」
<プロフィール>
高須克弥(たかすかつや):
1945年愛知県生まれ。高須クリニック院長。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。脂肪吸引手術など世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。金色有功章、紺綬褒章を受章。『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)、『ダーリンは70歳/高須帝国の逆襲』(Kindle版)、『行ったり来たり僕の札束』(小学館)、『ダーリンは71歳・高須帝国より愛をこめて』(小学館)、『炎上上等』(扶桑社新書)、最新刊は『大炎上』(扶桑社新書)。