女優の吉田羊(年齢非公開)が、昨年いっぱいで所属事務所との契約が切れたことを、大みそかのインスタで明らかにした。
その中で吉田は「ここで私たちが発信する言葉だけが真実だという事。どうか、そのことを覚えておいてくださいね。」と記し、マネジャーも「どうかこれからは、羊が話をすることだけが真実なので、それを信じて、羊を守ってあげてください。」と書いた。
トランプさんと同じ感覚
12月中旬、メディアが報じた吉田羊に関することが念頭にあるのは明らか。そこで報じられたのは、事務所独立、女優休業、イギリス留学の3点。
そのことについて吉田は、実に入念な印象操作をしたのだ。
「インスタで、嘘が本当のように報道される、とか、こわいねぇ、と、完全に報道を否定し、来年も日本でがんばります、と公表したのです。吉田は、女優休業とイギリス留学を否定しつつ、報道を怖いものとして印象付けているんですが、記事の核心にあったのは事務所独立なんです。そのことには一切触れずに、自分の都合のいい部分だけを書いている。それこそ怖いねぇ、ですよ」
芸能ライターが怒り心頭で吐き捨てる。
吉田が事務所独立について否定できなかったのは、それが事実だったからだ。それにはまったく触れずに、報道は怖い、と感情をあおるような書き込みをすることに前出のライターは不満だ。
「不都合な真実を隠し、不都合な誤報をことさらあげつらう。トランプ大統領と同じ感覚ですよ。インターネットの時代でも、テレビや新聞、ラジオもちゃんと機能している。
吉田の言いぶんをニュアンスを変えずに載せるので、まずはちゃんと取材を受けることを望みたいですね」
自分たちの言いぶんや宣伝を、あらゆる機会を通じて発信するのが芸能事務所のお仕事。旧事務所を退所した吉田には、柔軟なマネジメントができる事務所に入ることを願いたい。
<取材・文/薮入うらら>