よしこ「めちゃめちゃ幸せな時間でした。お芝居というよりも、本気で恋をさせていただいたような感覚で。イケメンに取り合われるなんて、現実ではありえないですもんね」
速水「でも、映画祭のレッドカーペットを僕とよしこさんと大野(拓朗)さんの3人で腕を組んで歩いているとき、ずっと後ろにいるほかの俳優さんをチラチラ見ていて。“違う男を見てる!”と、あのときはジェラシーを感じざるをえませんでした」
よしこ「イケメンがいると、つい見ちゃうんです。でも今は、もこみちさんがいちばんですよ!」
速水「“今は”でしょ?(笑)」
『Bの戦場』で、ガンバレルーヤのよしこが映画初主演にして扮する“絶世のブス”香澄、そんな彼女に恋をするイケメン上司・久世役として2人は共演。まるで夫婦漫才のような空気で、会話のテンポも息ピッタリだ◎。
全女子“秒殺”イケメン恐るべし
よしこ「もこみちさんご自身が、久世という役に似ている部分がたくさんあって。母性本能をくすぐられるような可愛らしさもありながらセリフ合わせなどの練習にも毎回、付き合ってくださったり。
俳優さんなのに“僕は料理人です”と言い張るチャーミングなところも大好きです」
速水「料理コーナーを8年やって、1800品以上作りましたからね」
よしこ「そんなに!? それはもう料理人ですね(笑)」
速水「よしこさんも香澄というまっすぐな女性を演じられていましたが、素のよしこさんもすごくピュアでまじめで、撮影の合間もずっとセリフの練習をしていたり。普段のお笑い芸人としてではなく、女優としてのお顔を見れて、とても貴重でした」
ちなみに、速水の仕草の中で、よしこがキュンキュンしてしまったことがあったんだとか。
よしこ「座るときにスッとイスを引いてくれたり、とても気を遣ってくださる方なんです。さりげなくフォローしてくださるところに、やられました♪」
速水「小さいころからそう教わってきているので、身体に自然としみついているんです。道路側は自分が歩く、とか」
よしこ「素敵~! こないだも、打ち上げで隣に座ったとき、お酒を注ごうとしたら“大丈夫、僕がやります。フランスでは男性が注ぐんですよ”って」
速水「フランス人ではないんですけどね(笑)」